もう車はいらない?個人所有しないカーレス時代は到来するのか

2017年12月1日
[最終更新日]2017年12月01日

最近は「車がなくても生活できる」という人も増えてきました。

特に、都会に住んでいる人は、電車やバスなどの交通機関がとても発達しているので、本当に車がなくても生活することが可能なようです。

また、日本のみならず自動車大国アメリカにおいても、最近はウーバーやリフトといった配車サービスや、カーシェアリングのサービスが充実してきたため、「車いらないじゃん」という風潮が徐々に高まってきているようです。

果たして、本当にもう車は要らないのでしょうか。私たちは車を個人所有することのない、カーレス時代はやってくるのでしょうか。

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車の必要性をおさらい

カーレス時代がやってくるのかどうか考える前に、まずは車の必要性について、3つ再確認しておきましょう。

車の必要性1. 移動手段

1つ目の車の必要性は、「移動手段」です。

そもそも車とは、徒歩で向かうには困難な遠い場所へより短時間で、かつ楽に移動するための乗り物です。

自動車が普及する前は、遠くへ楽に移動するためには馬車を必要としていました。もちろん、鉄道が走っていれば利用できるのですが、昔は鉄道は限られたルートにしか敷かれていなかったのです。

今でも、地方の田舎へ行けば電車が1時間に1度しか来ない地域や、そもそも駅すらない町もあります。

このように、車とは、「移動手段」としての必要性があります。

車の必要性2. 荷物の運搬

2つ目の車の必要性は、「荷物の運搬」です。

買い物をした際や、引越しをする際など、大きな荷物を遠くへ運ぶためには、車が必要になります。

例えば、公共交通である電車やバスの中に55インチのテレビを抱えて乗り込むわけにはいかないので、やはり荷物を運搬する際には車が必要なのです。

また、農家の人が農作物を輸送する際にも、軽トラックなどが必要になってきます。

このように、車とは、「荷物の運搬」のための必要性があります。

車の必要性3. 見栄

3つ目の車の必要性は、「見栄」です。

車には、高級車と呼ばれるカテゴリーが存在して、一般的には、この高級車を所有している人は社会的ステータスが高いとされています。

人々がベンツBMWレクサスといった高級車に乗りたがるのは、ひとえに所有感と優越感に浸りたいという思いと、「私は社会的ステータスが高いんだぞ」ということを見せつけるための見栄のためなのです。

このように、車とは「見栄」としての必要性があります。

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車の必要性がなくなってきた?

では次に、上記の「車の3つの必要性」が、現在までにどう変わっていきたのか、またこれからどうなっていくのかを考えてみましょう。

1.「移動手段」としての車の必要性はこれからどうなる?

まず1つ目は、「移動手段」としての必要性です。

これは、現代の都会においては、ほぼ不要となりつつあります。その理由は皆さんもご存知の通り、電車やバスといった公共交通が都会ではとても発達しているので、もはや車に乗らなくても好きな場所へ移動できるためです。

もちろん、地方においては今も車は必要ですが、これも今後は変わってくるかもしれません。

もしも日本にもウーバーやリフトといった配車サービスが解禁されて、地方住みの人も配車サービスを利用するようになれば、なかには「車が必要ない」という地方住みの人も出てくるのではないでしょうか。

また、これから2020年代にかけて、カーシェアリングといったサービスも少しずつ普及してくることが予想されるので、地方でも都会でも、車を所持しなくても生活できる人が増えてくる可能性はあります。

このように、「移動手段」としての車の必要性は、公共交通の発展と、配車サービスとカーシェアリングの普及によって、今後はますます減っていく可能性があります。

2.「荷物の運搬」としての車の必要性はこれからどうなる?

2つ目は、「荷物の運搬」としての必要性です。

従来は地方の人も、都会の人も、荷物を運搬するためには車が必要でした

ところが、最近はオンラインショッピングの普及によって、大きな荷物を買った後も車に乗せて運ぶ必要がなくなってきています

また、写真のアルバムやCD・DVD・本といった娯楽コンテンツも、現在は全てスマホの中に収納できるようになったので、引越しの際の荷物が一昔前と比べて減ったという人も多いと思います。

若者の中には、「テレビすら持ってない」という人もいるでしょう。

このように、荷物が減った分、従来よりも気軽に引っ越し屋さんを呼べるようになったという。

また、農家の人にとっては軽トラックや軽バンが必須ですが、ご存知の通り、近年は農家さんの数が減少しているため、おのずと農業用に車を必要とする人も減っているのです。

このように、「荷物の運搬」としての車の必要性は、一般ユーザーには徐々に減っていくことが予想されます。

3.「見栄」としての車の必要性はこれからどうなる?

3つ目は「見栄」としての車の必要性です。

近年は「若者の車離れ」という言葉をよく耳にするようになったように、昔と比べて車に興味のある若者が減少しています。

そのため、ベンツやBMW、レクサスなどの高級車を所有していても、昔ほどの効果がなくなってきたのも事実です。

むしろ、今の若者に対しては、車よりも最新のiPhoneを持っている方が食い付きがいいかもしれませんね。

また、これからどんどん車を持たない人が増えていけば、いずれ「ベンツって何?」って若者に言われる日も近いかもしれませんね。

このように、「見栄」としての車の必要性は昔ほどなくなってきたのではないでしょうか。

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最後に

いかがでしたでしょうか。今回は、「もう車はいらないのかと、個人所有しないカーレス時代は到来するのか」についてご紹介しました。

まだ先の話になりますが、ウーバーやリフトが現在研究している自動運転が実用化されれば、無人タクシーが街を走る時代がやってくることになります。

人件費がかからないのであれば、タクシーの運賃も今より安くなることが予想されるので、ますますカーレス化は進むかもしれません。

また、最近はリモートワークテレワークという、出社せずにインターネット越しに仕事をする人も増え始めています。

今後、出社せずに働く人が増えて行けば、おのずと車の交通量も減っていくことになるでしょう。

車は走行時はもちろん、製造するだけでも膨大な数のCO2を排出しています。これから車を個人所有する人が減っていき、なるべくシェアして使うようになれば、環境にも良いわけです。

個人が車を所有しない、「カーレス時代」の到来は、意外と近いのかもしれませんね。

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