YouTubeにチャット機能が追加!ツイッターの機能を飲み込む?

2017年8月8日

勢いの衰えることを知らない動画投稿サービスの「YouTube」ですが、今回新しく「チャット機能」が追加されるようです。このチャット機能は、かねてから一部地域でベータテストされてきたものですが、ついに一般公開されるようです。対応地域は徐々に世界に拡大されていくとのことで、日本でも利用可能になると思われます(参考: YouTubeアプリが動画共有とチャット機能公開)。果たして、この「チャット機能」の搭載は、ツイッターなどの他のSNSに影響を与えるのでしょうか。

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YouTubeはツイッターの機能を飲み込むのか

これまでは、YouTubeに動画投稿している人に連絡をしたい場合は、その人のツイッターアカウントへアクセスして「DM(ダイレクトメッセージ)」を使うのが主流だったと思います。しかし、今回YouTubeに「チャット機能」が搭載されることで、わざわざツイッターを経由せずに、YouTubeチャンネルからダイレクトに配信者にメッセージを送ることが可能になります。そのため、YouTubeの配信をメインに活動している人にとって、ツイッターは必ずしも必要なものではなくなるのです。さらに、YouTubeはかねてから「コミュニティ機能」をテストしています。これはYouTubeにツイッターのようなタイムラインを表示する機能で、タイムラインにはテキスト、画像、動画、GIFなどを投稿することが可能なのです(参考: YouTubeにツイッターがミックス!? コミュニティ機能に注目)。このように、YouTubeは「チャット機能」と「コミュニティ機能」を実装することで、ツイッターの機能をまるごと飲み込もうとしているのかもしれません。

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目的はユーザーをYouTubeの外に出さないこと?

なぜYouTubeは「チャット機能」や「コミュニティ機能」に力を入れているのでしょうか。その答えは、ユーザーをYouTubeの外に出さないためかもしれません。これまでは、YouTubeでおもしろ動画を見つけると、ツイッターに投稿したり、メッセージアプリ(LINE等)で友達に送信するのが一般的でした。このように、ツイッターやメッセージアプリを使用している時点で、ユーザーは一旦YouTubeの外に出てしまっていたのです。しかし、YouTubeに「チャット機能」と「コミュニティ機能」を搭載することで、これらのやり取りをYouTube内で留めることが可能になります。つまり、ユーザーのYouTube滞在時間をより長くすることができるのです。

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最後に

いかがでしたでしょうか。今回は、「YouTubeのチャット機能」についてご紹介しました。これまでのYouTubeは、視聴者が投稿者の動画を見て、高評価やコメント、シェアをするだけの場所でした。つまり、ユーザーは受け身の存在だったのです。しかし、YouTubeはこれから、ユーザーがチャットをしたり、タイムラインに投稿したりできる新たなソーシャルメディアとして進化するかもしれません。もちろん、それによってスパムや迷惑行為といった新たな問題も生じると思います。今後のYouTubeの動向から目が離せませんね。

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