中学生の7割が毎日ネット動画を見る?テレビとの逆転も近いのか

2017年8月30日

最近はYouTubeやネットフリックス、Amazonプライムビデオといった「ネット動画」というものが、より私たちの身近な存在になってきています。そんな中、GMOメディアが10代女子(13〜15歳)に調査した「動画・テレビの視聴に関する調査」によると、なんと67.7%の女子中学生が毎日ネット動画を視聴しているようです(参考: 10代女の子の8割が「ほぼ毎日」テレビを視聴–GMOメディア調べ)。ほんの10年前までは、毎日ネット動画を見ている中学生は圧倒的に少数だったと思います。そんなネット動画が、スマホの普及によって急速に成長したようです。そして、長年王者として君臨してきたテレビとの差は確実に縮まってきており、逆転の日も近いかもしれません。

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スマホで動画視聴は9割超え、PCはたったの14.5%

GMOメディアの調査によると、ネット動画を視聴するために使用するデバイスとして、91.3%がスマホを使用しているそうです。その次にタブレットが21.4%、PCにいたっては、たったの14.5%しか使用されていません。「ネット動画の普及」は、おおむね「スマホの普及」とリンクしています。スマホが急速に普及し始めた2012年頃から、比例するようにYouTubeの視聴数も伸びていきました。そして、今やスマホは1人1台持つほど幅広く普及しており、おのずとネット動画を視聴する母数も増えたようです。このように、スマホとネット動画の普及というのは、メディアのあり方そのものを変えてしまったといっても過言ではないようです。

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ネット動画はYouTubeが圧倒的

GMOメディアの調査によると、女子中学生が視聴しているネット動画は、圧倒的に「YouTube」が多いようです。その割合は実に98.9%と驚異的です。まさに、スマホでネット動画を見ている中学生のほぼ100%がYouTubeを見ていることになるのです。これには昨今のユーチューバーブームにも納得がいきますね。一方で、最近話題の定額制ビデオストリーミングの割合は、中学生にはとても低くなっています。Amazonプライムビデオの利用率は2.5%、ネットフリックスは1.2%です。これは、中学生はまだアルバイトもできないので、通信費等は親に払ってもらうしかなく、親を説得して定額サービスに加入してもらうか、そもそも親がこれらのサービスをすでに利用しているケースでないと視聴できないからだと思われます。定額制ビデオストリーミングは、今後親世代の加入率が増加することで、中学生の利用率も変わってくるかもしれませんね。

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ネット動画がテレビを超えるも近い?

日本でスマホが普及し始めたのが2011年頃だったと記憶しています。それからたったの6年ほどで、ネット動画がテレビを追い越そうとしているのは本当に恐ろしいスピードだと思います。女子中学生が毎日テレビを見る割合は83.5%と、まだネット動画の67.7%を上回っています。ところが、視聴する場所と時間帯を見てみると、朝起きてから学校へ行くまでと、夕方〜夜のリビングにおいてはテレビの視聴が多く、夕方〜夜、就寝までの部屋で過ごす時間はスマホの視聴が多くなっているようです。このことから、テレビは家族(親)と見るもの、スマホの動画はプライベートで見るものという住み分けがされているようです。ユーチューバーの動画を家族の前で見るのは気が引けますし、おそらく自分の部屋にテレビがある中学生はそう多くないと思うので、部屋ではスマホを使っているのも納得がいきます。もしかすると、リビングに行くといつも家族(親)がテレビを見ているので、そのまま同じ番組を見るというケースが多いかもしれません。つまり、能動的にテレビをつけて目当ての番組を見るといった行動は、以前に比べて減ってきている可能性もあります。

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最後に

いかがでしたでしょうか。今回は、「中学生のネット動画利用の現状」についてご紹介しました。もしかすると、今のテレビの存在は、かつてのラジオと似ているのかもしれません。私が小さい頃は、親がよくラジオをつけていたので一緒に聞いていました。しかしながら、今ではラジオを聞くことは全くありません(ポッドキャストは聞きますが)。恥ずかしながら、ラジオのチューニングの仕方や、AMとFMの違いなどもよく知らないのです。このように、今の中学生も親がテレビっ子だから一緒に見ているものの、いざ彼らが大人になってくるとテレビを見なくなっていくのかもしれませんね。これも時代の変化なのでしょうか。

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