Facebook疲れの次はインスタ疲れ?SNS疲れはなくならないのか

2017年8月12日

少し前に、「Facebook疲れ」という言葉が流行りました。これは、Facebookで充実した生活を演じることや、友人の充実した投稿を見て疲れてしまうことを表していました。2017年の今では、Facebookの日本ユーザーの減少が顕著(特に10代は壊滅)になり(参考: 勢い増す「LINE」と「Instagram」、頭打ちの「Facebook」と「ニコニコ動画」)、この「Facebook疲れ」という言葉もほとんど聞かなくなりました。しかし、今度はインスタことInstagramの日本ユーザー拡大にともなって、「インスタ疲れ」という言葉が出始めているようです。もはやこの「SNS疲れ」の類はなくならないのでしょうか。

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高校生はインスタの利用が当たり前に?

日本でもインスタグラムのユーザー数は年々増加しています。そして、その勢いは10代である高校生にも波及しているようです。今や高校生の間では、インスタの利用が当たり前で、インスタをやっていない人はダサいという烙印を押されるようです(参考: 高校生には「Twitter派」「インスタ派」の派閥あり)。当然インスタの利用においては、輝いている自分や、充実した自分の写真を投稿し続けなければいけません。ましてや、タイムラインに流れる友人のキラキラした投稿を毎日目にしなければならないので、充実してない自分に対する嫌悪感もより大きくなるかもしれません。これはまるで、Facebook時代と全く同じか、むしろそれよりも悪化しているかもしれません。やっと「Facebook疲れ」がなくなってきたかと思いきや、今度は「インスタ疲れ」が始まっていたというオチなのです。それも、高校生のような物の分別がついていない10代にまで波及しているのは悲劇なのかもしれません。

いいねの価値はその人の価値という勘違い

ふと冷静に考えれば、Facebookもインスタも、いくら頑張っても投稿する本人には1円も入ることはありません(スポンサーから依頼されている場合は別ですが)。なぜ人は1円にもならないSNSに、必死こいて投稿するのでしょうか。それはやはり、フォロワーやいいねの数がその人の価値であるという「勘違い」に基づいているからかもしれません。もちろん、芸能人や経営者などの人から注目されることが仕事に直結する人であれば、SNSのフォロワー数は大事な指標になるでしょう。しかし、どこの誰とぞ分からない一般人の素人が、フォロワー数やいいねの数を気にして疲れるのはちゃんちゃらおかしいのではないでしょうか。いい加減に私たちはSNSを運営している会社が儲けるために踊らされていると早く気付くべきなのかもしれませんね。

SNS疲れはなくならないのか

では、「Facebook疲れ」や「インスタ疲れ」といった「SNS疲れ」は今後もなくなることはないのでしょうか。たとえ数年後にインスタグラムが衰退してオワコンになったとしても、おそらく次のインスタに代わる新しいSNSが登場して、ユーザーをまたSNS疲れへと導くことになると思います。実は、Facebookやインスタグラムが登場するよりも前の2006年頃から、「ミクシィ疲れ」という言葉が存在していました。そして私たちは10年以上経った今も、「ミクシィ疲れ」から何も学んではいないのです。そのため、10年後の2027年になっても、「SNS疲れ」は私たちを悩ませ続けているのかもしれません。もしかすると、SNS疲れの原因は、SNSそのものではなく、利用する私たちユーザー側に問題があるのかもしれませんね。

最後に

いかがでしたでしょうか。今回は、「FaceBook疲れ、インスタ疲れから考えるSNS疲れの行く末」についてご紹介しました。結局私たちは「SNS疲れ」の呪縛から逃れることができないのかと言うと、実は希望は残っています。大きなくくりでSNSと呼ばれるものの中にも、ツイッターやYouTube、最近登場したマストドンなど、「疲れないSNS」は確実に存在するのです。特に最近はYouTubeがSNS方面の機能に力を入れ始めているので、おそらく次のSNSのスタンダードになるかもしれません(参考: YouTubeにチャット機能が追加!ツイッターの機能を飲み込む?)。YouTubeは配信者と視聴者の構図がはっきりしているので、無理に「投稿しなければ」と疲れることもありません。私たちはテレビを見るかのごとく、リラックスして視聴者になればいいですし、見たくない動画は見なければいいのです。こう考えると、SNS疲れの原因は、知ってる人が知ってる人に向けて発信することに原因があったのかもしれませんね。そして疲れないSNSの秘訣は、知らない人が知らない人に向けて発信することにあるのかもしれません。

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