Apple TVも「H.265/HEVC」に対応した?実際に試してみた

2017年8月9日
[最終更新日]2017年10月01

WWDC’17では、iOS11、macOS 10.13から、新たに「H.265/HEVC」のビデオコーデックをサポートすることが話題になりました(参考: アップル、MacとiOS端末の「H.265/HEVC対応」を発表!遂に標準サポートへ)。実はあまり話題になっていませんが、Apple TVもtvOS11において、ちゃっかりH.265/HEVCをサポートしているようなのです。

そこで今回は、「Apple TVはH.265/HEVCに対応したのか」ということを実際に試して調べてみました。今回は第4世代Apple TVに「tvOS11 Beta4」をインストールして使用しました。

追記(17.9.20): アップルの公式発表によると、第4世代Apple TVはH.265/HEVCの1080/30p、Apple TV 4KはH.265/HEVCの2160/60pをサポートするようです(参考: Apple TVのモデルを比較する)。

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Apple TVで「H.265/HEVC」の再生を試してみた

では実際に、「tvOS11 Beta4」をインストールした第4世代Apple TVにて、「H.265/HEVC」の動画再生を試してみます。

今回はx265.comに掲載されている、「x265 – Tears Of Steel 1080P @ 400kbps」というサンプルビデオを使いました。再生方法は、「iOS11 Beta4」をインストールしたiPad Pro 12.9インチを使って、Safariからウェブサイトの動画を開き、そのままApple TVにAirPlayするというものです。果たしてうまくいくのでしょうか。

結果はうまくいきました。

iPad ProからAirPlayされた「H.265/HEVC」のファイルは、Apple TVにおいてスムーズに再生することができました。ちなみに、今回のシチュエーションを再現するためには、tvOS11がインストールされたApple TVはもちろん、iOS11が搭載されたデバイスからのAirPlayが必要になります。

どちらか一方がtvOS10、iOS10以下であれば「H.265/HEVC」をAirPlayすることはできないので、ご注意ください。このように、tvOS11を搭載したApple TVでは、「H.265/HEVC」の動画を再生することができました

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最後に

いかがでしたでしょうか。今回は、「Apple TVはH.265/HEVCに対応したのか」ということをご紹介しました。

Apple TVの「H.265/HEVC」の対応によって、iPhone、iPad、Mac、Apple TVの全てが「H.265/HEVC」に対応することになります。そうなると、これからは動画の保存に「H.265/HEVC」がより広く使われるようになることに期待されます。

「H.265/HEVC」は、H.264比で容量が約半分になるため、メリットしかありません。もちろん、「H.265/HEVC」に対応していない機器での互換性問題が最初の頃はあるかもしれませんが、これも時間の経過とともに解消されていくでしょう。

また、第5世代Apple TVは「H.265/HEVC」を活かして、4K HDR 10bitドルビービジョンに対応する噂です(参考: 「第5世代Apple TV」は4K HDR 10bitドルビービジョン対応の究極マシーンに?)。「H.265/HEVC」の普及によって、動画ファイルの低容量化のみならず、より高画質化することにも期待ですね。

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