「HomePod」が「Echo」に勝てないかもしれない3つの理由

2017年6月16日

欧米でブームになっている「スマートスピーカー」ですが、遂にアップルもこの分野への参入を表明しました。先行するアマゾンエコー、グーグルホームに対抗するべく投入するアップルの「HomePod」は、特に音楽の機能に力を入れるようです。今回は「HomePodがEchoに勝てないかもしれない3つの理由」をご紹介します。

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HomePodがEchoに勝てないかもしれない3つの理由

理由1. やっぱり高い?


1つ目の「HomePodがEchoに勝てない理由」は、値段の高さです。エコーは最安価のもので$49、通常タイプでも$179で購入できますが、対するHomePodは$350です。先日発売された第5世代iPadの価格が$329なので、HomePodはiPadよりも高くなります。もちろんハイエンドなスピーカーとして捉えれば良いかもしれませんが、BoseのBluetoothスピーカーが$200程度で販売されていることを考えると、やはりHomePodは高いです(そして絶対Boseの方が音が良い)。おそらく発売から1年後くらいに値下げされることになりますが、それまでの間は苦戦を強いられることになりそうです。

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理由2. みんなApple MusicよりSpotifyが好き?


2つ目の「HomePodがEchoに勝てない理由」は、Spotifyに未対応という点です。アップルはHomePodは「音楽の再生」に優れていると豪語していて、特にApple Musicの再生に特化していることをアピールしていました。しかしながら、Spotifyの対応については述べられません。現在のApple Musicの有料会員数は約2,700万人、Spotifyの有料会員数は約6,000万人です(参考: HYPEBOT.com)。世界の音楽ファンたちはApple MusicよりもSpotifyが好きなのです。そのため、スマートスピーカーでSpotifyを楽しみたいユーザーは、自然とHomePodが候補から外れます。もちろん、これはWWDC’17時点での情報なので、いざHomePodが発売になる頃にはしれっとSpotifyに対応しているかもしれません。

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理由3. カスタムスキルの数が少ない?


3つ目の「HomePodがEchoに勝てない理由」は、カスタムスキルの数です。エコーのアレクサは、すでに1万以上のカスタムスキルが揃っていると言われています。スタバの注文やルンバの掃除さえもアレクサで命令できてしまいます。一方で、iOS10からの「SiriKit」に対応したアプリはまだまだ少ないです。そのため、HomePodのSiriでできることも、せいぜいApple MusicやPodCastの再生、Homekit対応家電の操作に限定されることが予想されます。そもそもアップル自身も、「HomePodは音楽を聞くためのもの」とAIアシスタントとしての勝負から逃げています。そのため、カスタムスキルをいじりたいユーザー層からもHomePodは支持されないのではないでしょうか。

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最後に

いかがでしたでしょうか。今回は「HomePodがEchoに勝てないかもしれない3つの理由」をご紹介しました。もちろんHomePodはまだ発売すらされていないので、いざ店頭に並ぶとエコーよりも爆売れする可能性もあります。というよりも、そもそもアップルはアマゾンエコーとは張り合うつもりがないという考え方もできます。HomePodはあくまでも音楽を楽しむための端末で、主力はApple Musicだよという考えかもしれません。iPodからiPhoneやiPadでコンピュータの歴史を大きく変えてきたアップルが、今更音楽専用端末に逆戻りするなんて理由として苦しいように思えますが、今後アップルがHomePodをどのように仕掛けていくのか、Siriはどこまで進化できるのか楽しみですね。

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