商品棚の管理もロボットの時代へ。「Tally」に注目

2017年4月6日
[最終更新日]2017年04月06日

何かしらの物を販売するお店なら必ず必要になるのが「商品の棚卸し」です。この棚卸しという作業は、膨大な数の店の商品を一つずつチェックしなければならないために、アルバイト従業員に最も嫌われる業務の一つなのではないでしょうか。そんな超絶面倒な商品棚の在庫管理も、なんとロボットが自動でやってくれる時代がきたようです。今回はそんな商品棚を管理するロボット「Tally」をご紹介します。

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Tallyとは?


「Tally」とは、サンフランシスコに拠点を置くロボットメーカー「Simbe Robotics社」が手がける商品棚を管理するロボットです。Tallyは店の中を絶えず巡回して商品棚をスキャンし、常に最新の在庫状況を記録します(参考: engadget日本版)。商品棚の最新状態は常にタブレットへと転送され、従業員は商品棚に空きができていないかリアルタイムで知ることができます。また、Tallyには商品の配置や価格表示が間違っていないかを検知する機能も備わっていて、従業員のミスを検知・抑制することも可能なようです。

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スーパーやコンビニは無人化へ向かう?


スーパーやコンビニにおける無人化といえば、2016年末に「アマゾンGO」が世界中で話題になりました。アマゾンGOにはレジが存在せず、客は好きな商品を手にとって店を出るだけで支払いがされるシステムです。このようにアマゾンGOはレジそのものをなくすことで、「レジ清算」の作業を無人化しました。そして「Tally」はスーパーやコンビニにおける棚の管理作業を無人化しています。こうなってくると、従業員の残っている仕事は「商品を棚に並べること」や、「商品を発注すること」くらいです。また、商品の陳列作業もいずれは陳列ロボットが登場して無人化できるような気がします。そうなれば、将来的にはコンビニやスーパーには在庫を管理して発注をかける「店長」が1人いれば運営が成り立つようになるのかもしれませんね。

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最後に


このように便利マシーンに見える「Tally」くんですが、実は割と本体が大きいというデメリットもあります。アメリカのような広々としたスーパーならいいかもしれませんが、日本のコンビニやスーパー、ドンキのような通路に1人分の歩行スペースしかないような店舗では、Tallyくんはとても邪魔になるかもしれません。しかも棚の状態を最新にするために、営業時間中ずっと歩き回っているとなるといっそう迷惑です。ところが、この問題も時間とともに解決されるでしょう。それはTallyくんの販売が一定の成功を収めると、今度はより小型化されたスリム版が作られる可能性があるためです。このようにして人類は機械や道具を改良しながら私たちの生活を便利にしてきました。これからの時代は、Tallyくんのようなロボットたちが店の中や街中を歩き回るようになっていくのかもしれませんね。

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