飲食店は無人へ向かうのか!? 吉野家の食器洗いロボが超有能

2017年4月3日

「サービス業は機械化や自動化が難しい」と長年言われ続けていましたが、いよいよそれが実現できる時代がやってきたのかもしれません。大手牛丼チェーン店を展開する「吉野家」は、食器洗いを自動で行うロボット「CORO (コロ)」を公開しました(参考: GIZMODO)。このコロを用いることで人手不足問題を解消できるだけではなく、食器洗いにかかる時間を短縮できると期待されているそうです。

Ads by Google

COROとは?

「CORO (コロ)」とは、ライフロボティクスという協働ロボットを手がける日本のメーカーが製造したものです。コロはもともと食器洗いに特化されて開発されたものではなく、様々なシチュエーションを想定して作られた万能なアーム型ロボットのようです。その特徴は、設置が容易で利用が簡単な点です。コロには安全柵等が必要でないので、従来型のアームロボットでは難しかったあらゆる場所における設置を可能としています。今回の吉野家の例ように、食器洗いをさせるといった作業もコロだから実現できたものなのかもしれません。また、ロボットに作業を覚えされる「ティーチング」も、これまでは高度な専門知識を要していましたが、コロでは一般の人でも簡単に行えるようです。まさにコロは使い勝手のよい次世代のアームロボットといえるかもしれませんね(参考: Life Robotics)。

Ads by Google

飲食店は無人へ向かう?


飲食店と無人化をめぐっては、先日もスターバックスやマクドナルドが、アメリカでスマホから注文・支払いできる「モバイルオーダー」の導入を本格的に進めているというニュースが話題になりました(参考: スタバやマクドから行列が消える!? 注文はモバイルオーダーが主流に?)。このように、今までの飲食業で人の手を必要としていた注文、支払い、食器洗いといった作業は徐々に無人化に向かっているようです。また、コロのようなロボットが今後より進化すれば、食器に牛丼を盛り付けるといった作業や、カップにコーヒーを淹れる(Cafe Xでは既に実現している)といったこともロボットで代用されるようになるのかもしれません。そうなれば、飲食店からはいずれ従業員が消えることになるのでしょうか。現代からは全く想像もつきませんが。

Ads by Google

最後に


現代における学生のアルバイトの定番といえば、コンビニやスーパーのレジ係や、飲食店における注文受付や食器洗いなどです。ところが、これらのアルバイトも10年、20年後にはすっかりなくなっているのかもしれませんね。吉野家やスタバ、マクドのように飲食店は徐々に無人化されていき、私たちが商品を注文して実際に受け取るまでの過程は、よりスピーディーで便利なものに変わって行くのかもしれません。工場における機械の導入は20世紀に進みました。当時はサービス業は機械の導入が難しく、最後まで機械化されないと言われていましたが、ここ最近においてサービス業における無人化が遂に始まったのです。おそらくこれから2020年代にかけては、飲食店などのサービス業における無人化が最も進む時代になるのかもしれません。私たちの暮らしが大きく変わっていくのは、まだまだこれからのようですね。

Ads by Google