YouTubeのコメントはなぜ荒れるのか。キッズの反抗期が原因?

2017年3月27日
[最終更新日]2017年07月21

「中学生の7割がYouTubeを利用する」というニュースが話題になって久しいですが(参考: MarkeZine)、特にここ2、3年でYouTubeにおけるキッズ(中高生)ユーザーの視聴やコメントが急増したように思えます。これは今まで家庭のパソコンやタブレットからYouTubeを見ていた子どもたちが、中学・高校へと進学し自分のスマホとアカウントを持てるようになったことが要因ではないでしょうか。しかしそれと同時に、炎上の発生率や、YouTubeのコメント欄が異様に荒れるケースも増えてしまいました。そこで今回は、「YouTubeのコメントはなぜ荒れるのか。キッズの反抗期が原因?」ということについて考えていきましょう。

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YouTubeのコメントはなぜ荒れるのか

なぜキッズはYouTubeのコメントを荒らすのでしょうか。それはシンプルに、キッズ(中高生)たちが多感な時期だからではないでしょうか。13〜18歳くらいの時期は、ささいなことで腹を立てたり、何かに触発されたり、必要以上に相手を攻撃したがる時期です。いわゆる反抗期というやつです。そのため、人気ユーチューバーが何かをやった「らしい」という噂を聞きつけては、コメント欄に駆け込んで誹謗中傷コメントを投稿します。彼らになぜそんな書き込みをするのかと聞いてみれば、おそらく「なんとなく」、「みんなやってるから」と答えると思います。それほど深い意味はないのかもしれません。

コメント欄を荒らすことにエクスタシーを感じている?

また、彼らは普段の学校生活では暴力的な発言や行動が一切封印されています。学校には教師という番人がいて、普段からあれもダメ、これもダメというダメダメだらけの環境で生活を送っているのです。ところがYouTubeには番人はいません。好きなことを好きなだけ発言して良いのです。人間は禁止されたり、押さえつけられると余計にやりたくなるものです。そのため、普段は絶対言えないような誹謗中傷をネットに投稿することで、ある種のエクスタシー(自分は最高に悪いことをしているという優越感)を感じているのではないでしょうか。ネットの世界なら完全に匿名だし、誰にも怒られないので、キッズにとって都合がいいのです。

実はそれほど悪気はない?

YouTubeのアドセンス収益の仕組みを完全に理解している中高生は、おそらくごく少数だと思います。そのため、おそらくほとんどの中高生は、「なぜユーチューバーがこんな動画を投稿しているのか」という根本的な理由を理解していません。「なんかよくわからないけど、お金がもらえるらしい」という程度の解釈でしょう。そのため、彼らが生計を立てるために身を削る思いで動画投稿をしていることは一切考えずに、平気で酷い言葉をぶつけられるのだと思います。まさに無邪気さ、無知さゆえの脅威なのです。ちなみに彼らはYouTubeを荒らし、彼らの親の世代もまたヤフコメを荒らしています。

最後に

いかがでしたでしょうか。今回は、「YouTubeのコメントはなぜ荒れるのか。キッズの反抗期が原因?」ということをご紹介しました。2012年頃は、YouTube動画の100万再生を到達するというのはほとんど奇跡でした。ところが今では割と頻繁に見かけます。これはもちろんYouTube全体の視聴者数が増えたことが要因ですし、その大きな部位を占めているキッズ(中高生)のおかげで、YouTubeは急成長を遂げたというのもまた事実です。コインの表側は、「中高生がYouTubeを荒らしている」という風に見えますが、コインの裏側では、「そんな中高生がYouTubeを支えている」ということなのです。

また、今の高校3年生も、あと2、3年もすれば成人して大人になります。そうやって少しずつYouTube視聴者の年齢が上がっていけば、今のような誹謗中傷も減っていくのではないでしょうか(もちろん新規の若年層ユーザーが入ってきますが)。10年以上前の2ちゃんねるも大荒れしていましたが、今では落ち着いています。今は学級崩壊を起こしているようなYouTubeのモラルも、時間の経過とともに改善していくのかもしれませんね。

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