ツイッターはもうオワコンか?人材流出が止まらない

2017年3月13日

最近不穏なニュースばかり流れているツイッターですが、さらに追い打ちをかけることが起こりました。アンドロイド版ツイッターアプリの開発者である、ジョアキム・ヴァージス(Joaquim Verges)さんが、ツイッターを離れてアマゾン傘下のツイッチ(Twitch)に転職したことが明らかになりました(参考: The Verge)。ヴァージスさんは2012年に手掛けた「Falcon Pro」というアプリが評価されてツイッターに入社、その後アンドロイド版ツイッターアプリで人気機能などを追加してきました。

Ads by Google

ツイッターの人材流出が止まらない


ツイッターの人材流出といえば、2016年1月にも、エンジニアリング担当上級副社長のアレックス・ロエッター(Alex Roetter)氏、製品担当上級副社長のケビン・ウェール(Kevin Wheeler)氏、グローバルメディア担当副社長のケイティ・スタントン(Katie Stanton)氏ら主要幹部3名が一斉退職してメディアを騒がせました(参考: BuzzFeed)。そして5月には、6年勤めた事業開発部トップのジャナ・メッサーシュミット氏と、3年勤めたコマース・メディア部門のネイサン・ハバード氏が退職しています(参考: ロイター)。12月には、製品担当バイスプレジデントであるジョシュ・マクファーランド氏と、5年勤めた最高技術責任者(CTO)であるアダム・メッシンガー(Adam Messinger)氏も退職しています(参考: Cnet Japan)。このように2016年だけでも多くの従業員がツイッターを去ったようです。

Ads by Google

身売りも失敗


また、ツイッターは2016年10月頃に身売りを検討していました。当初はアルファベット(グーグル)、アップル、ディズニー、マイクロソフト、セールフフォース、ベライゾンなどの名だたる企業が買収を検討しましたが、結局誰も買ってくれませんでした(参考: ダイヤモンドオンライン)。買収が見送られた理由は定かではありませんが、これはツイッターを買っても将来性がないということでしょうか。

赤字も止まらない


ツイッターの赤字問題は有名な話です。ツイッターは2010年の創業から今まで赤字を経常し続けています(参考: ガベージニュース)。このまま赤字(流血)が止まらなければ、いずれ出血多量で死んでしまうのは誰の目にも明らかです。なにより赤字以上にまずいのが、ユーザー数が伸びていないことです。ツイッターのユーザー数は、2015年末に3億ユーザーを突破して以来ずっと横ばいです(参考: statista)。ちなみにライバルであるインスタグラムは6億と先を行き、後発のスナップチャットは3億ユーザーを突破し追いつかれました(参考: statista)。赤字は経費を削減することで止血が可能ですが、肝心のユーザー数が伸びなければこれ以上成長することができなくなります。そしてなんと、ツイッターのユーザーのうち4,800万アカウントはボット(機械)であるという研究結果も出ているようです(参考: Gigazine)。この話が事実であれば、ツイッターの実質ユーザー数は公開されているものより10%程度少なくなるようです。SNSはユーザー数が命です。ユーザーが増えなくなったSNSに未来はありません。

Ads by Google

ツイッターに未来はあるのか?


このまま赤字を放置しておくと、やがてツイッターは資金不足に陥り倒産するでしょう。2012年に鳴り物入りで買収した「Vine」も、ツイッターの人件費削減によってたった5年でサービス終了してしまいました。ツイッターがこれから生き残るためには、画期的な新サービスを導入して新規ユーザーを獲得するか、事業規模を小さくしてどこかに買収してもらうかのどちらしかないのかもしれません。ツイッターは日本ではいまだに人気が高いので、いっそ日本の企業に買収してもらうのが最善策かもしれませんね。もっとも、利益を出すためには今以上に広告の数を増やすか、一部機能を有料化するなどの措置はやむを得なくなりますが。

Ads by Google

最後に


IT業界は特に栄枯盛衰の激しい業界のようです。今勢いのあるフェイスブックやインスタグラム、スナップチャットも、10年後にはどうなっているか分かりません。もしかしたらユーザー数が激減してサービス終了しているかもしれませんし、逆にさらなる飛躍を遂げている可能性もあります。一つ確かなことは、ITの世界には従来の常識が通用しないということと、常に新しい機能を取り入れてユーザーを獲得し続けなければならないということです。少なくともツイッターが明日倒産するということはないと思うので、これからどうやって立て直していくのか、その戦略に注目ですね。

Ads by Google