ワンマンなのに「成功」する経営者は何が違う?その4つの条件とは

2017年3月28日
[最終更新日]2017年05月12

「ワンマン」という言葉を聞くと、周りの意見を聞かない、頑固者といった典型的なダメ経営者というイメージが強いですよね。そしてほとんどの場合はそれに当てはまっていると思います。ところが、アップルの「スティーブ・ジョブズ」やテスラ・スペースXの「イーロン・マスク」らは超ワンマンなのに成功しています。いったい彼らは何が違うのでしょうか。今回は「ワンマンなのに成功する人」の4つの条件を見ていこうと思います。

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① 高すぎる目標をぶち上げ、達成する

スティーブ・ジョブズもイーロン・マスクも、およそ常人では達成できないほどの高すぎる目標をぶち上げることが多いです。そして彼らは見事にそれを成し遂げてしまいます。ジョブズは世界初のGUIを搭載したパソコンを販売しましたし、世界初のスマートフォン、世界初のタブレットなど、あり得ないほど高い目標を達成してきました。そしてイーロンマスクも、自社EV(電気自動車)をゼロから開発・量産・販売し、世界初となる使い捨てではない再利用できるロケットの打ち上げにも成功しています。このように彼らは常人から見ると「あり得ない」、「できるわけない」と言った目標を達成できる非常に高い能力を持っています。

② 優秀な従業員は正しく評価する

彼らは従業員をすぐクビにすることで有名ですが、その一方で超優秀なAクラスの従業員は正しく評価し、尊重するところがあります。ジョブズは共同創業者のスティーブ・ウォズニアックを一目置いていましたし、ティム・クックやジョニー・アイブなど、優秀な従業員を見分ける目が肥えていました。失敗するワンマン経営者にありがちなのは、会社を支えてきたAクラスの従業員を切り捨ててしまうことです。それはAクラスとCクラスの従業員を見分ける力がないからなのかもしれません。

③ 恐ろしいほど情熱的

彼らは人生の全てを仕事に捧げるほど情熱的です。ジョブズは誰よりもコンピュータが大好きで、常に「自分が一番使いたいものを作る」という理想を追い求めていました。マスクもガソリンのいらないEVのコンセプトを学生時代から考案していましたし、今も「人類を火星に送り込む!」と豪語しています。やはり人間は感情的な生き物なので、会社のトップが情熱的であれば従業員のモチベーション向上にも繋がります。「すごいことを成し遂げてやる」という情熱に人は惹かれるのです。

④ 報酬を顧みない

かつてスティーブ・ジョブズがアップルに復帰したとき、年俸を1ドルしか貰わなかったのは有名な話です。そしてイーロン・マスクも会社を2つ掛け持ちしていますが、報酬は1ドルのようです(参考: ビートラックス)。もちろん彼らがすでにお金持ちだったというのも関係していますが、これ以上資産を増やすことよりも、仕事で大きなことを成し遂げることを重視したのでしょう。この姿勢は経営者の鏡です。もしあなたの会社の社長が、「今日から私の年俸を1円にする!」なんて言ったら従業員からは拍手喝采でしょう。

最後に

「ワンマンでも成功する人」の4つの条件をまとめると、1.能力が高く、2.平等で、3.カリスマ性があって、4.ケチくさくない、ということになります。逆に言えば、これら4つを満たしていない人はワンマン経営者になる資格はないのかもしれません(なってもおそらく失敗します)。もちろんジョブズもマスクも「使えない社員をすぐ切り捨てたり」、「従業員にハードワークを強制させる」といったかなりネガティブな側面を持っているのもまた事実です。しかしながら、それらのネガティブさを打ち消してトントンにできるほど、ポジティブな側面を持ち合わせているので許されるのかもしれません。大切なのはものごとのマイナス面だけに囚われずに、プラス面を含めた全体像を見て、総合的に判断することではないでしょうか。

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