メルカリ成功の理由はウィンウィンウィンにあり?

2017年3月18日
[最終更新日]2017年09月11日

メルカリがアメリカに続いてイギリスに進出するようです(参考: メルカリ、英で「フリマアプリ」開始 米に続き)。メルカリはすでに2014年に進出した北米でも2,000万DLを突破するなど大成功を収めています。このように国内のみならず、海外でもメルカリのサービスは受け入れられているようです。では、なぜメルカリはここまで成功したのか考えていきましょう。

Ads by Google

メルカリは3win?


メルカリの特徴は、「売る人」、「買う人」、「仲介者」、3者ともにウィンウィンウィン(win-win-win)であることです。売る人は中古屋の買取価格よりもずっと高い値段で売ることができますし、買う人も中古屋の販売価格よりも安い値段で買うことができます。そして仲介業者であるメルカリも、10%の手数料を貰えて儲かります。このようにメルカリは誰も損をしない「3win」の構造が出来上がっているのです。

Ads by Google

ぼったくりは時代遅れ?


これまでの金儲けの常識といえば、「いかに客を騙して金銭をぼったくるか」が基本でした。「騙される方が悪いんや」、「嫌なら自分でやりなはれ」という精神ですね。中古販売を例にあげると、買取価格を極限まで安くして、販売時に高く売ることが常識だったわけです。そうやって売る人が損をし、買う人も損をし、仲介業者だけが得をしていました。いわばルーズルーズウィン(lose-lose-win)だったわけです。かつてのインターネットがないような時代は個人間で物を売買するのが難しかったので、売る人、買う人は仲介業者の決めたルールに従うしかなかったわけです。ところがこの「ぼったくりビジネス」はもう時代遅れのようです。例えばあなたが中古屋に売ろうとしたモノがあまりにも安かったとき、「この値段なら、メルカリで売った方が高いよね」とすぐに気づきますよね。まさに全ての人に物を売買する権力が与えられたのです。

Ads by Google

今後の事業は3winが鍵になる?


スマートフォンが普及して一人一人がインターネットにアクセスできるようになった結果、インターネットを媒介した個人と個人のモノやサービスのやりとりが本格的に可能になりました。これで成功したのが「Uber」や「Airbnb」そして「メルカリ」です(Uberは最近評判が悪いですが)。これらのシェアリングエコノミーと呼ばれるサービスは共通して、売る側、買う側、そして仲介者の3者がともに得をすることで一気に人気を拡大してきました。「Uber」はドライバーと客、「Airbnb」はホストとゲストの双方が得をし、なにより間に入る企業も得をしているのです。おそらくこれからメインになるのは、このような3winの事業でしょう。逆に、これまであぐらをかいてきた2lose1winビジネスは徐々に衰退していくことになりそうです。

Ads by Google

最後に

「シェアリングエコノミー」はこれまでの事業の常識を大きく変えることになりそうです。アメリカではすでにペットシッターや車のレンタル、家事の代行から賃貸までスマホとインターネットを通じて個人間で依頼のやりとりができるようになっています(参考: シェアリング・エコノミーとは)。このような事業が流行っている理由は、スマホで利用可能という「手軽さ」と何より利用者はより安く、提供者はより高くできるという理由でしょう。このように利用するユーザーのことを第一に考えたサービスがこれからの主流になることは間違いありません。もしあなたがこれから新しい事業を始めようとしているのならば、「それがウィンウィンウィンであるか」という点を重視するようにしましょう。

Ads by Google