ルンバにも対応!「アレクサ」のポテンシャルが計り知れない

2017年3月16日
[最終更新日]2017年05月11

誰もが知るお掃除ロボットであるアイロボットの「ルンバ」が、最近話題の「アレクサ」に対応するようです(参考: BIGLOBEニュース)。これによって、例えば

「Alexa、ルンバに掃除するようお願いして」

などと言うだけで家の掃除をしてくれるようになります。このような「アレクサ」に対応する製品やサービスは日に日に増えているようです。

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アレクサとは?


「アレクサ (Alexa)」とは、アマゾンが提供する音声認識機能のことです。このアレクサは、「アマゾンエコー (Amazon Echo)」という製品に搭載されて、全米を始め世界中で大ヒットしています。このエコーを使って、アレクサに天気予報を聞いたり、アマゾンで買い物をしたり、部屋の電気をオンオフできるというわけです。エコーとアレクサの関係は、ちょうどiPhoneとSiriの関係に似ています。ただし、アップルのSiriとは決定的に違うのは、「Alexa Skills」といってアレクサのスキルがサードパーティーにも開放されている点です。

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Alexa Skillsとは?


アレクサには「Alexa Skills」というiPhoneでいうところのApp Storeのようなものがあります。世界中のデベロッパーたちは、ここに自らが開発したスキルを配布していて、すでに1万を超えるスキルが入手可能になっているようです(参考: 日本経済新聞)。アレクサのスキルには「カスタムスキル」と「スマートホーム」の2種類があり、前者はピザやコーヒーの注文からUberの配車を頼むといったことまで自由なカスタムが可能で、後者は家庭用のスマートホーム機器をコントロールするために使います。アレクサの自由度の高さはスマホアプリ以上です。スマホアプリはスマートフォンの中でしか動作できませんが、物体を持たないアレクサは底知れぬポテンシャルを秘めているのです。

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スマートホームやIoTの中心はアレクサに?


アップルの「HomeKit」もそうですが、これからは家のあらゆる家具・家電がインターネットに接続され、コントロールできるようになります。おそらくその中心となるのはスマホではなく「アレクサ」なのです。家の鍵をロックしたり、カーテンの開閉やコーヒーメーカーの電源を入れたり、空調をコントロールしたり、全てアレクサで操作するようになるのでしょう。おそらく10年後にはアレクサだけで家のほとんどのデバイスをコントロールできるようになっているかも知れません。

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対応デバイスもどんどん増える?


もちろんアレクサはただの「コントローラー」に過ぎないので、コントロールする対象のデバイスがないと意味がありません。今の対応スピードの早さを見る限り、今後はアレクサに対応したデバイスがどんどん増えるのではないでしょうか。例えばアレクサに対応した台所用の料理ロボットが登場したとします。もしそうなれば、「アレクサ、夕食を作ってくれ」と言うだけで料理してくれるようになるのかもしれません。また、ランドロイドのような全自動洗濯機にアレクサが搭載されれば、「アレクサ、洗濯しといてくれ」でOKです。このように、これからIoT機器を作ろうとしているメーカーは、アレクサへの対応を第一に考えてリリースするようになるかもしれませんね。

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最後に


「アレクサ」の戦略に関して言うと、アマゾンはとてもよく考えたなと思います。スマートフォンのプラットフォームではすでにアップルとグーグルに覇権を握られているので、次に主流になるであろう、「IoTプラットフォーム」にいち早く目をつけて参入したのは正解だったと思います。アップルはアレクサよりずっと前に「Siri」をリリースしておきながらも、サードパーティーに解放しなかったばっかりにアレクサに覇権を握られてしまうことになりました(しかもアレクサはSiriよりもずっと賢い)。こらからのIoTプラットフォームの中心は間違いなくアレクサになるでしょう。スマートフォンでさえも、アレクサにアクセスするための手段の一つに過ぎなくなるかもしれないのです。そんなアレクサが日本に上陸する日が楽しみですね。

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