ペットの餌やりは自動・遠隔操作で!? ペット用品もIoTへ

2017年2月25日

最近はモノのインターネット「IoT」と言葉を良く聞きますが、どうやらこのハイテク化の流れは「ペット用品」にまで進出してきているようです。今回紹介するのはスマホで自動化や遠隔操作で餌やりをできる次世代の「餌やり機」です。

このスタート餌やり機を使えば、あなたは外出中いつでも、どこからでもスマホを使って自宅のペットに餌を与えることができます。さらに、分量を調整して食べ過ぎないようにコントロールすることも可能です。これによって社会問題となっているペットの肥満化も予防できるのではないでしょうか。

このようにインターネットやIoTデバイスを使って、ペットの飼育や健康状態を管理することを「コネクテッドペット (Connected Pet)」と呼ぶそうです。今回はそんなスタート餌やり機についてご紹介します。

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ペットネット – スマートフィーダー


まずはスタート餌やり機の雄である、ペットネット(Petnet)社の「スマートフィーダー(SmartFeeder)」という製品をご紹介しましょう。ペットネット社はロサンゼルスに拠点を置くベンチャー企業です。ペットネットがスマート餌やり機を最初に披露したのは2015年頃で、当時のCES2015(家電見本市)に出展して話題を集めました。その後2016年にはラウンドで1,000万ドルの資金調達に成功し、$149で販売を開始しました。

スマートフィーダーの使い方はとてもシンプルで、あらゆる操作を専用アプリから行います。あなたのペットの年齢や体重に合わせた最適なレシピを提案したり、スケジュール設定して自動的に餌を与えるようにしたり、その日の目標摂取量を計算することもできるそうです。このようにただ餌を与えるだけでなく、あなたのペットの健康状態を気づかってくれるのが、このスタートフィーダー最大の魅力かもしれませんね。

ウェブサイト: Petnet – SmartFeeder

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うちのこエレクトリック – カリカリマシーンSP


お次に紹介するのは、日本メーカーの「うちのこエレクトリック」さんの商品です。その名も「カリカリマシーンSP」。この遊び心満載のネーミングは悪くないですね(笑)。もともとタイマー機能のみを搭載していた「カリカリマシーン」のスマホ対応版がこの「カリカリマシーンSP」のようです。

スマートフィーダーとの違いは、カメラとマイクを搭載していてアプリから遠隔でペットの様子をチェックできることです。あとはスケジュール機能とワンタップで餌を与える機能を備えているだけです。スマートフィーダーのように、ペットに合わせて最適なメニューを考えるような機能はありません。価格は¥16,980とスマートフィーダーとほぼ同額です。

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課題点もあり?


このように夢のような遠隔操作のスマート餌やり機ですが、もちろん課題点もあるようです。それはネットワークやサーバーなどのトラブルでペットに餌を与えられなくなるリスクです。実際に2016年7月頃に、ペットネット社のシステム障害によってペットに餌を与えられないことが問題になったそうです(参考: GEEK.com)。万が一2〜3日家を留守にしているときにこのようなトラブルが起きれば、ペットはその間何も食べることができなくなります。この件を受けて停電やシステム障害といったトラブル時にも対応できるように何かしらのバックアップは必要になります。

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最後に


今回紹介した「スマート餌やり機」のように、この手のIoTデバイスはとても便利で今後ますます私たちの生活を豊かにしていくでしょう。その一方で、何でもかんでもインターネットに依存するようになると、何らかのトラブルでネット接続が切断されたときに、致命的なダメージを負うことになりかねません。これは「スマート餌やり機」に限定されずに、今後登場するであろうあらゆるIoTデバイス全般にいえることです。例えば将来、家のあらゆるセキュリティをIoTデバイスで管理するようになったとき、停電やシステム障害が起きればどうなるでしょうか。IoTデバイスとインターネット依存の問題は、今後私たちが向き合っていかなければならない大きな課題になりそうですね。

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