アップル、iPhoneの非正規修理を容認する新規約へ変更。

2017年2月26日

これまではiPhoneの画面修理を非正規店のサービスで行うと、アップルの公式サポートを一切受けられなくなると決まっていました。ところが、新しい規約では非正規の修理をした後でも、画面以外の修理サポートを受け付けることに変更したようです(参考: Livedoor News)。新しい規約は社内メモに書かれているとのことで、まだ公式には発表されていません。また、現在の対象地域はアメリカとカナダとのことですが、いずれiPhone大国の日本でも適用されるのでしょうか。いずれにせよ、今後は非正規の画面修理を受けやすくなるかもしれませんね。

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なぜ規約を変更したの?


アップルが「なぜ規約を変更したのか」という具体的な理由は記されていませんが、おそらく非正規のサポートを利用するユーザーがあまりにも多いことを受けて、対応の基準を変更したのかもしれません。iPhoneを使っているユーザーなら、誰でも一度は手を滑らせて画面をクラックさせたことがあると思います。アップル公式での画面修理費用はおよそ1万円以上が相場になっていて、安くはありません(アップルケア非加入の場合)。そのため非正規のより安価な修理センターに持ち込んだ人も多いはずです。どうやらこの傾向は日本に限らず世界でも同じのようですね。

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アップルは緩くなった?


アップルといえば、スティーブ・ジョブズが統治していた時代は徹底的な自社管理体制が敷かれており、社内の研究内容はもちろん、アップル製品の非正規の修理対応に関しても一切許さないというスタンスでした。ところが、最近は自社開発のプログミラミング言語「Swift」をオープンソースで公開したり、「AI」に関する研究を公に発表するなど、それまでの厳格なる管理体制から徐々にオープンな体制へと変わってきています。オープンにシフトすることによって、アップルにとってもIT業界の発展にとってもプラスになると見込んだのかもしれません。今回の規約変更はユーザーにとってとてもありがたいことです。アップルは良い意味で緩くなったと言えるかもしれませんね。

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最後に


よく日本でAndroid端末を使っているユーザーから、「iPhoneは修理が面倒」、「アップルストアまで行かなければいけない」、「だから使わない」という声をよく耳にします。確かにアップルのサポートが面倒なのは事実ですが、これからは万が一画面が割れてしまっても、アップルストアまでわざわざ足を運ばずに済むのかもしれませんね。

もっとも、そもそも画面が割れないように対応してもらえば済む話なのですが、それは難しいのでしょうか。富士通からは画面の割れにくい「ソリッドシールド」という構造を採用したスマホが登場しましたが(InternetCom)、このような技術をiPhoneにも、いや全スマホにも採用して欲しいものです。iPhoneは2017年でちょうど10周年を迎えますが、10年経っても「割れやすい画面」だけは一向に変化していません。世界中のユーザーが望んでいるのは、サポートの充実よりも画面の割れないスマホなのかもしれませんね。

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