Apple TVがAmazonプライムビデオに対応していない理由は何なのか

2017年2月21日
[最終更新日]2017年06月18

ネットフリックスやアベマTVなど、最近はインターネットで見られる動画配信サービスが人気を集めています。そんな中で最も勢いがあるのが、「Amazonプライムビデオ」ではないでしょうか。Amazonプライムビデオは、年会費3,900円のアマゾンプライムに入ることで利用できる「オマケ」サービスなのですが、これがオマケとは思えないほどの品揃えの良さで、「コスパが良すぎる」と人気を博しているのです。

そんな大人気の「Amazonプライムビデオ」なのですが、なぜか「Apple TV」にはいまだに対応していないのです(17年2月現在)。Fire TV StickやAndroidを搭載したテレビ(ソニーのブラビアなど)、PS4などはすでに対応しているのにも関わらずです。もちろんiPhoneやスマホを経由して、アプリから「Air Play」すればテレビで見られるのですが、それは面倒であまりスマートではありません。一体なぜApple TVはアマゾンプライムビデオに対応していないのでしょうか。アマゾンの側からしても、対応プラットフォームを増やした方がメリットが多いように思えますよね。今回はその想定される3つの理由を考えてみました。あくまでも「想定」なので楽しむつもりでご覧ください。

※追記: WWDC’17において、Apple TVのAmazonプライムビデオの対応が正式に発表されました。

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想定される理由1. 対応に向けて準備中


1つ目の想定される理由は、「現在対応に向けて準備中」ということです。アマゾンの側もApple TVには対応する気満々なのですが、ちょっとアプリの開発に時間がかかっているというパターンです。もしこの理由ならば、Apple TVのユーザーはただアプリが配信されるのを待てばいいだけですね。

実際にアマゾンはApple TVのUS版App Store向きに「アマゾン」のアプリを配信しています。これはApple TVを使ってアマゾンで買い物ができるアプリです。この対応を見る限りは、少なくともアマゾンはApple TVを気嫌いしていることはなさそうなのです。なのでいずれApple TVで「Amazonプライムビデオ」のアプリがひょっこり配信開始される可能性があるのです。これはもっともポジティブな考え方です。

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想定される理由2. 企業の都合で対応できない

2つ目の想定される理由は、「企業の都合で対応できない」ということです。これはアマゾンが自社の「Fire TV」や「FireTV Stick」を売りたいがために、あえてApple TVには「Amazonプライムビデオ」供給していないということです。ところが、アンドロイドを搭載したソニーのブラビアやPS4に対応しているところを見ると、必ずしも自社製品で囲い込みをしたいということでもないように見えます。なぜApple TVに「だけ」対応していないのでしょうか。

そうなると、逆にアップル側が意図的にアプリをバンしている可能性もあります。アマゾンは「Amazonプライムビデオ」アプリの申請をApp Storeに出しているんだけれども、アップルが意地悪をして配信させていないパターンです。実際にアップルはiPhoneの「キンドル」アプリ内で本を買えなくするなどの嫌がらせを行なっています(iBooksを使わせるため?)。

実際にアップル側がバンしているとすれば、同様のサービスであるネットフリックスやフールーは良くて、アマゾンプライムビデオが駄目な理由は何なのでしょうか。アマゾンプライムビデオがApple TVで利用可能になれば、アップルにとってもいいことだと思うのですが、なぜ拒絶するのでしょうか。

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想定される理由3. やる気がない


3つ目の想定される理由は、シンプルに「アマゾン側にやる気がない」ということです。現在の第4世代Apple TVの市場シェアはたかがしれているので、わざわざ対応するメリットがないとうことでしょうか。もし今後Apple TVの人気に火がついて、販売台数が急増したら、「さて、そろそろ対応してやるか」と重い腰を上げるのでしょうか。これが理由だとすると、なんとも「アマゾンらしくない」という気がします。アマゾンはリスクを取ってでもどこよりも早く様々なサービスを拡大してきた会社なので、「様子見」というのは考えにくいのです。それにこれだとショッピング用の「アマゾン」アプリを配信している理由が分からなくなります。テレビで動画を見る人より、わざわざテレビで買い物をする人の方が圧倒的に少ないと思うのですが、一体どうなっているのでしょうか。

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最後に

「Amazonプライムビデオ」がApple TVに対応していない実際のところの理由は分かりません。もしかしたら上の3つとは全然違う理由かもしれません。ただ事実なのは、世界中のユーザーがApple TVにAmazonプライムビデオの対応を望んでいるということです。中には対応を待ちきれずに、Apple TVとFire TV Stickの二刀流使いをしている人も多いのではないでしょうか。スマートテレビとは、あらゆるサービスを一つのデバイスに集約させることがウリだったはずなのに、テレビのHDMIポートには相変わらず複数の端末が接続されて、机の上にはリモコンが3つ4つ並べられているのです。これでは全然スマートではありませんよね。2017年の秋に4K対応の新型が登場すると言われているApple TVですが、それまでにAmazonプライムビデオに対応してくれることをユーザーは切望しています。

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