無人タクシーに乗り放題の時代がやってくる?

2017年1月18日
[最終更新日]2017年02月18日

配車サービスを手がける「Uber」は今とても自動運転に力を入れています。2016年の12月から自動運転車を使った実証実験を開始し、すぐにカリフォルニア州から業務停止処分を受けましたが、その後アリゾナ州に場所を移して実験を継続しているようです(参考: CNET Japan)。Uberは現状の配車サービスだけでもすでに大きな成功を納めていますが、どうやら来たるべき自動運転による配車サービスの実用化に将来をかけているようですね。

現状の自動運転技術で先頭を走っているのテスラです。テスラの自動運転技術は既に実用化できるレベルに達しているようで、いつでもソフトウェアアップデートで対応できると公言しています(参考: テスラ)。おそらくUberも一刻も早く自動運転を実用化できるレベルまで進歩させたいのでしょう。というのも、数年後には街に無人タクシーが走り出すことは目に見えているからです。

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5〜10年後は無人タクシーが主流になる


おそらく2020年代のうちに法律が整備されて、完全自動運転車が公道を走ることが許可されるようになるでしょう。そうなれば、ドライバーがいない無人タクシーが登場する可能性が高いです。私たちは初めのうちは利用するのが怖いと感じるかもしれませんが、その安全性が証明されれば、徐々に利用する人たちが増えるでしょう。そしておそらく有人のタクシーよりも運賃を安く抑えることが可能なはずです。それによって無人タクシーの人気は一気に高まるかもしれません。

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無人タクシーに定額制で乗り放題になる?


将来的に無人タクシーが主流になったとすると、アマゾンプライムのように定額制で使い放題のプランが登場する可能性があります。実際に今も「Uber」が月額20ドルから利用できる定額制の乗り放題サービス、「ウーバー・プラス」を始めています。もし、この「ウーバー・プラス」のようなサービスが将来無人タクシーにも適用されるとすれば、私たちはいつでも気軽に無人タクシーに乗って、好きな場所へ移動することが可能になるのです。しかも何回乗っても定額なのです。もう終電を気にすることもなくなりそうですね。

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車を所持する時代は終わる?


現代でも、交通網が発達している東京や大阪などの都市部に住んでいる人は車を持っていない人が多いですよね。もし無人タクシーにいつでも乗り放題になる時代が到来したら、もはや車を所持する理由が完全になくなるのではないでしょうか。会社に行く時も、遊びに行く時も、スマホで無人タクシーを拾って目的地まで連れて行ってもらえばいいのです。しかも定額制なら値段を気にする必要もありません。そうなれば、バスや電車などよりお得に使えるので、それら交通機関の利用者も減ることになるかもしれませね。

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都市部より地方で大活躍しそう?


無人タクシーが実用化されれば、東京や大阪といった都市部よりも、電車やバスなどの公共交通の本数が少ない地方や郊外でより活躍するのではないでしょうか。こういった場所は都市部と比べて、渋滞も少なく道路が空いているので、無人タクシーが走りやすくとても効果を発揮しそうです。そして高齢で免許を返納したお年寄りにとっても、貴重な「足」となるはずなので、無人タクシーの地方での活躍に期待がかかりますね。

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無人タクシーのデメリット


この夢のような無人タクシーも、当然メリットばかりではありません。新しい技術の登場によって、それまでは考えられなかった新たな問題も当然浮上すると思います。では無人タクシーにはどのようなデメリットが想定されるのか見ていきましょう。

車両や車内を汚される?

これは無人であることの宿命ですね。人がいなくなることによる治安の悪化は避けられないのかもしれません。無人タクシーを利用する際に、悪いユーザーが車内を散らかしたり、ゴミだらけにすることは十二分にあり得る話ですし、なかには気分を害したユーザーが車両を攻撃して何らかの損害を与えることもあるかもしれません。これらの問題には車両カメラの設置で対応するしかありませんが、100%防止することは難しいかもしれませんね。

事故の際はどうする?

どんなに優れた自動運転車であっても、100%事故を起こさないことは絶対にあり得ません。突発的に想定外の事故があったとき、ユーザーをどう守るのか、事故処理をどうするのかという問題がつきまといます。理想はユーザーの手を介さずに自動的に警察に通報して処理してくれることです。これには今後のIoT化によって、全車道にインターネット整備することで、事故対応の速度を今よりも格段に早くすることで改善されていくのかもしれません。自動運転に限らず、事故対応時の技術的進歩はこれから必要なことですね。

車の交通量が増える?

無人タクシーに乗り放題の時代が来たら、それまで電車やバスで通勤・通学していた人たちがこぞって無人タクシーを利用し始めるかもしれません。そうなれば当然車道は無人タクシーで溢れかえってこれまで以上の渋滞を引き起こすことになりかねません。自動運転の実用化に向けて、道路の方も渋滞しにくいように整備させていく必要があるのかもしれませんね。

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最後に

無人タクシーの登場は私たちの暮らしを大きく変えることになるでしょう。未来の子どもたちは今の時代を振り返って、「昔は人間がタクシーを運転した」ことに驚くようになるのかもしれません。現代ではタクシーを利用することは、ちょっとした贅沢な行為であると認識されていますが、将来的には電車やバスなどの公共交通機関を利用するよりも安上がりになるのかもしれません。もちろん夢物語ばかりではなく、渋滞や事故の増加といった悪い面も増えてくることが予想されるので、新しく出てくる課題の改善に向けても取り組んでいかなければなりません。

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