ニンテンドースイッチがヒットするには、「中高年」を狙うべき!?

2017年1月22日

任天堂の新しいゲーム機、「ニンテンドースイッチ」の発売日が2017年3月3日に決まりました。新しいマリオ作品や、スプラトゥーンの続編も発表されて、世界中の人が発売日を楽しみにしている状態です。ここで皆さんが気になるのが、「ニンテンドースイッチはヒットするのか」ということですよね。大ヒットしたWiiの後継機である「Wii U」は失敗し、任天堂を経営危機に陥れました。「スイッチ」はそんなWii Uの汚名を返上するための使命を背負っているのです。そんなわけで今回は、スイッチはどうすればヒットするのかを考えていきたいと思います。

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ヒットのカギを握るのは中高年?


皆さん、大ヒットしたWiiを思い出してください。Wiiがヒットしたとき、普段ゲームをしないような中高年ユーザーが世界中で夢中になっている姿をよく目にしましたよね。なかでも老人ホームでWiiスポーツを高齢者たちが遊んでいる姿は印象的でした。その中高年ユーザーたちは今ゲームをしておらず、宙ぶらりんの状態です。つまり、もう一度中高年をターゲットにしたゲームを出せば、ライバルがいないのでヒットする可能性があるということです。

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若年ライトユーザーはスマホ、コアゲーマーはPS4、中高年ライトユーザーはスイッチ?


まず現代のゲーム機の市場における位置付けを、年齢と難易度を元に整理してみます。上の画像のように、年齢が若くゲームに手軽さを求めている若年ライトユーザーは「スマホ」のゲームをよく遊びます。そして年齢は若〜中年で、難易度の高いゲームを求めるコアゲーマーは、「PS4」でよく遊んでいます。若年ライトユーザーはゲームにお金を払いたくないという傾向があるため、スマホの無料ゲームがウケています。そして、コアゲーマーは難易度が高く制作費のかかった大作ゲームを求める傾向があります。

ニンテンドースイッチは、このどちらかの市場で勝負すると、おそらく勝てません。若年ライトユーザーはお金を払ってゲーム機を買いませんし、コアゲーマーにとってスイッチはソフトが少なく退屈かもしれないからです。これらの理由から、スイッチは残っている最後の市場である、中高年ライトユーザーを狙うべきなのです。実際にこの市場では、2016年に「ファミコンミニ」が大ヒットしました。確かに彼らはゲームを求めているのです。ただしそれは「スマホ」でも「PS4」でもありません。「Wii」のように手軽に遊べる、シンプルな家庭用ゲーム機を求めているのです。

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最後に


発売前の「ニンテンドースイッチ」のプロモーション映像を見る限り、スイッチは比較的若年のライトユーザーをターゲットにしているように見えます。しかし、このようなユーザー層が家庭用ゲーム機で遊んでくれたのはもう昔の話です。今や彼らはスマホに満足しているので、おそらく買ってくれないでしょう。かといって、バリバリのゲーマー層を狙うにも、先行するPS4と比べてソフトの少なさが足を引っ張ります。つまりスイッチはもう、発売する前から負けているのかもしれません。

ところがまだチャンスはあります。「1-2-Switch」のような中高年ライトユーザーにもウケそうなタイトルが用意されているので、これがうまくヒットすればブレイクするかもしれません。今ならまだまだ方向転換ができる時期なので、健康管理や体を動かすことに特化したゲームをこれからバンバン増やしていけばいいのです。ニンテンドースイッチによって、かつての任天堂の栄光を取り戻せる可能性はまだあります。

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