YouTubeが猛威を振るうのは、今の10代が大人になってから?

2016年12月8日
[最終更新日]2017年02月22日

2016年のYouTubeを振り返る「#YouTube Rewind」が公開されました。動画の内容は今年YouTubeで話題になったものや人物が総集結するもので、日本人からは「はじめしゃちょー」、「オリエンタルラジオ」、「HIKAKIN」、「ピコ太郎」などが出演しています。この「#YouTube Rewind」は数年前から見かけるのですが、年々規模が大きくなっている印象です。それに比例してか、YouTubeの事業規模も年々増しており、今では「YouTube」はグーグルにとって欠かせない広告収入源になっているようです。


YouTubeのお膝元であるアメリカでは、すでにトップYouTuberが何人かの有名ハリウッドスターを上回るほどのギャラを得ています。そう、彼らは間違いなく現代の「スター」なのです。日本においても、小学生のなりたい職業トップ3にランクインするなど、YouTuberが「ミュージシャン」や「プロ野球選手」などに並ぶスターとなりつつあるのです。

もちろん今の日本のYouTubeのメイン視聴者は10代です。だから「YouTubeはガキの見るくだらない動画」と侮っている人も多いと思います。しかし考えてみてください、今の高校生も5年後には大人になります。今の15歳におけるYouTube視聴率がほぼ100%なら、5年後には20歳におけるYouTube視聴率がほぼ100%に向上するのです。その時YouTubeはガキの見る動画から、大人の見る動画に変わるのです。

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人は慣れ親しんだメディアを手放せない

人は10代の頃に慣れ親しんだメディアを簡単には手放せないものです。今の40代以上がテレビを大好きなのは、彼らが子どもの頃熱狂的なテレビっ子だったからです。この図式をそのまま現代に当てはめると、今毎日YouTubeにハマっている小学生〜高校生たちは、おそらく大人になってもYouTubeを見続けるでしょう。もちろんITの世界は浮き沈みが激しいというのも分かりますが、YouTubeそのものがあと5年程度でなくなっているとはは考え難いです(ツイッターならともかく)。将来的にYouTubeは今のマスメディアのような支配力を持つことが予想されます。

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5GがYouTubeの強烈な追い風となる

今YouTubeのアクセスの半分以上がスマホによるものと言われています。かつてはネット動画とはパソコンから見るものでしたが、ここ数年で爆発的に普及したスマホがYouTubeの視聴率を一気に押し上げたようです。ところがそれによって発生した新たな問題が「通信制限」です。今主流のLTEや4G回線は、ある程度のスピードが出せるようになりましたが、トラフィック対策はまだまだです。そのため回線がパンクしないように、ユーザーに月々〜GBまでという制約を設けることで対応しています。この通信制限が、ユーザーがYouTubeを気軽に見ることへのネックになっているのです。

そこで期待されているのが次世代の5G通信です。5Gの開始は2020年以降とされていますが、実現すれば今までの通信制限が笑い話に変わると期待されています。さらにこれから2020年代にかけてIoTの時代が到来し、あらゆるモノが5Gに接続されるようになります。そうなればYouTubeを視聴できるデバイスは、もはやスマホやパソコンに限らないかもしれません。そのときYouTubeにとって強烈な追い風となるでしょう。

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