Uberの自動運転タクシーが普及したらどうなってしまうのか

2016年12月20日
[最終更新日]2017年07月07日

2016年12月より、配車サービスを手がける「Uber」が自動運転車の導入をサンフランシスコで始めました。これにより、Uberのドライバーは自動運転機能を使って楽に客を運ぶことができるというわけです。なお現状では自動運転機能はあくまでも運転を補助する位置づけなので、運転席にドライバーが乗っておく必要があります。

さて、この自動運転Uberの導入でどうなったかというと、導入開始の初日から自動運転のUber車が信号無視をしてしまうというトラブルがあったそうです。その後カリフォルニア州はUberに対して自動運転テストの中止を命令しました。今回は出だしでつまずいてしまいましたが、もし今後このような自動運転タクシーが改善されて、世界中に普及するとすれば、私たちの生活はどのように変わっていくのでしょうか。

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自動運転Uberの抱える課題は?

現在の自動運転Uberの抱える問題はやはり自動運転技術の精度です。実際に信号無視をしてしまったように完成度はまだまだのようです。これからアップデートを繰り返して交通ルールの違反や事故の発生率を限りなくゼロに近づけない限り、自動運転が手動運転を置き換えることはないでしょう。とはいっても、Uberの自動運転テストはまだまだ始まったばかりなので、あと2〜3年もすれば少しはましになるかもしれません。それまでにケガ人等が出ないか心配なのですが、Uberには今後もうまく対応してもらいたいです。

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Uberの自動運転が普及したらどうなる?

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現在実験中のUberの自動運転が使えるレベルまで進歩すれば、世界中に普及する可能性が高いです。そうなれば、おそらくUberの登録車が今以上に増加することになります。その理由は、ドライバーの参入障壁が低くなるからです。運転は自動運転に任せて、ドライバーはただ運転席に座っているだけでいいのですから。そうなると休日のちょっとしたお小遣い稼ぎ感覚でUberのドライバーに登録する人が多くなるでしょう。すると町中に自動運転のUber車が走り回ることになります。ユーザーにとっても、Uber車を捕まえやすくなるのでお互いにメリットがあるというわけです。もちろん安全性に問題がなければの話ですが。

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Uberはやがて無人になる?

自動運転機能を搭載したUberが普及した次のステップは、もちろん完全無人タクシーの実現です。これはおそらくまだまだ先の話になりそうですが、自動運転の技術が人を必要としないレベルに到達して、なおかつ完全無人車を認可する法整備ができれば、Uberはドライバーのいない完全無人の自動運転車タクシーを世に出すことになるでしょう。そうなれば私たちは機能制御された無人のタクシーを呼び出し、それに乗って目的地まで連れていってもらうことができるようになるのです。

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完全無人の自動運転タクシーが普及すればどうなる?

もしもUberのような自動運転タクシーが普及して、将来完全な無人になったとすればどうなるでしょうか。ドライバーが不要なので、車を用意するだけでサービスを提供できるようになります。そしておそらくドライバーの人件費がいらなくなるので、そのぶん運賃を安くすることができるでしょう。また、運転席が不要になるので、1人・2人乗り用のコンパクトな自動運転車が普及するかもしれません。町にはUberの無人タクシーが溢れかえることになります。私たちは気軽にそのあたりを走っている無人タクシーを捕まえて乗ることができます。

その一方で、それまでドライバーとして生計を立てていた人は当然職を失うことになります。Uberは今現在お世話になっているUberドライバーの方々を容赦なく切り捨てることになるでしょう。その時何かしらの暴動が起きることは覚悟しておいた方がいいかもしれもしれません。とは言っても、「運転」という仕事はもはや専門職ではなく、代用の利く誰でもできる仕事なのは事実です。この流れは仕方ないのかもしれません。

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最後に

このような自動運転化の流れが進んでいるのはタクシーだけではありません。バスや電車といった公共交通も今後は自動運転へとシフトしていくでしょう。今でこそ日本の電車は時間厳守で素晴らしいと言われていますが、数十年後には機械制御の自動運転によってそんなことは世界で当たり前になっているかもしれません。また、自動運転のバスが実現するならば、ドライバー不要によって参入障壁が低くなるので新規参入するバス会社も増えるかもしれません。自動運転が普及した世界は、町中に運賃の安い自動運転のタクシーやバスが走り回ることになるので、今以上に車を所有する必要性もなくなるかもしれませんね。現代のテクノロジーは私たちの想定を上回る勢いで進歩しています。時代に取り残されないようにがんばってついていきましょうね。

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