Uberが日本で始まるとどうなる?

2016年12月16日
[最終更新日]2017年02月22日

先日「Uber」の配膳サービスである「Uber Eats」が日本でも始まりました。ところが本業の配車サービス「Uber」は、まだごく一部の地域(東京の一部と京丹後)にしか解禁されていません。ご存知の通り、「Uber」の配車サービスを日本全国で開始するには、いわゆる”白タク行為”を許可するための法改正が必要です。

そしてこの辺りは安倍首相が少しずつ動いているようなので、数年以内に日本でも「Uber」が利用可能になる可能性は十分あります。そこで今回は、もし配車サービスの「Uber」が日本で開始されると私たちの生活はどう変化するのか考えてみたいと思います。

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もしUberが日本で始まるとどうなる?

① タクシーに乗る人が減る

「Uber」の一番の特徴は、タクシーよりも安い価格で目的地まで連れて行ってくれることです。そうなれば当然タクシーに乗る人が減るでしょう。実際にUberの本拠地であるサンフランシスコでは、「Uber」の開始が原因で大手タクシー会社が廃業に追い込まれたそうです。そのためもし日本で「Uber」が始まったら、タクシーを利用する人が減ることが想定されます。タクシー会社が倒産するかどうかまではわかりませんが。

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② 電車・バスに乗る人も減る?

「Uber」の影響を受けるのはタクシー業界だけではないかもしれません。「Uber」は使い方によっては電車やバスよりも安くつくケースがあるからです。例えば中距離程度の移動で、友人と一緒に乗り、割り勘すれば、ほとんどの公共交通よりも安く利用できる場合があります。するとわざわざ満員電車やバスに乗らなくても、「Uber」を使って快適に移動することができるわけです。そうなれば、電車・バスに乗る人が減り、「Uber」を利用する人が増えるのではないでしょうか。

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③ 車の交通量が増える?

実際に「Uber」の配車サービスが始まって、多くの人が「Uber」を利用するようになったとします。すると街にはUberの車が増えて交通量が増えることになるかもしれません。例えば、人が最も集まる東京新宿辺りは当然タクシーの利用者も多いです。もし「Uber」が流行れば、この辺りに客待ちのUber車が溢れかえって交通量が増えるのではないでしょうか。ひょっとしたら「Uber渋滞」なんていう新しい社会問題が生まれるかもしれませんね。

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④ トラブルや事件、デモが発生する?

「Uber」はあくまでも個人対個人のサービスになるので、当然ドライバーと客との間のトラブルは避けられません。実際にアメリカでは「Uber」による誘拐事件が起きていますし、インドに至ってはドライバーにレイプされる事件も起きています。さらにフランスではタクシー会社による反Uberデモも起きています。日本は国際的に見ればとても安全な国ですが、100%何かしらのトラブルや事件が発生しないという保証はありませんし、タクシー会社によるデモもありえる話です。もちろんドライバーのレビューの機能によってある程度トラブルや事件は回避できるかもしれませんが、あくまでも赤の他人の車に乗るということを忘れないようにしましょう。

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⑤ 郊外や地方では大活躍しそう

もちろん「Uber」の開始は悪いことばかりではありません。電車やバスの数が少ない郊外や地方では、このような配車サービスはかなり歓迎されます。地方では電車やバスを待つのに30〜1時間程度待たされるのはよくあることです。その時間で家に帰れてしまいます。もし郊外や地方で「Uber」の配車サービスが始まれば、恩恵を受ける人は多いでしょう。

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⑥ 高齢者にとって助かる?

日本ではドライバーの高齢化が社会問題になっていますよね。ドライバーの認知能力が下がれば自然と事故も増えます。とはいっても、車を利用しないと生活に支障をきたす人や地域も多いので、おいそれと免許を取り上げることはできないわけです。そこで「Uber」が活躍するのではないでしょうか。買い物行きたい高齢者が「Uber」をチャーターすれば彼らは運転をせずにすみます。すると高齢ドライバーによる事故も減るのではないでしょうか。もちろん「Uber」の利用にはスマホが必須なので、普及させるのは簡単ではないかもしれませんが。

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⑦ 料金は案外高くなる??

実際に「Uber」を利用できる東京の一部の地域においては、「Uber」の運賃はタクシーとそれほど変わらないか、もしくはタクシーよりも高いケースがあるそうです。これはハイヤーするにかかる手数料が原因とも言われているので、将来的に街にUber車が溢れてハイヤー不要になれば改善されるかもしれません。また、「Uber」の料金は時間帯によって変わることと、タクシー料金も地域によって変わってくるので結局「Uberとタクシーはどっちが得なのか」という問題は実際に始まってみなければわからないわけですね。

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最後に

アメリカでは今、「Uber」に自動運転車を導入することが実験されています。もし将来この自動運転車の配車サービスが実現すれば、運賃はさらに安くなり、私たちの生活はより便利になるでしょう。しかしその一方でまた事故の発生などの様々な課題を抱えることになります。

実際に「Uber」を日本で始めるとなると、もちろん数多くの課題を抱えることになるでしょう。それでもこの新しいサービスによって私たちの生活が良くなることもまた事実です。便利なものには必ず課題やデメリットが付随してきます。大切なのは初めから食わず嫌いをせずに、課題を解決しながらうまく受け入れていくことではないでしょうか。

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