日本から「天才」が生まれない理由

2016年12月7日

1980年頃から世界ではIT革命と呼ばれる時代が始まりました。IT革命は18世紀のイギリス産業革命、19世紀年代のアメリカ重化学工業革命に続く第3の革命とも言われており、現代に至るまでに人々の生活をがらりと変えてしまいました。このIT革命を遠して、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズはもちろん、グーグルのラリー・ペイジやセルゲイ・ブリン、アマゾンのジェフ・ベゾス、フェスブックのマーク・ザッカーバーグ、テスラ・モーターズのイーロン・マスク、最近ではインスタグラムのケビン・シストロムとマイク・クリーガー、スナップチャットのエヴァン・スピーゲルなど若くして世界を動かす天才たちが生まれました。

もちろんこれは全てアメリカの話です。では世界を動かす日本の起業家というのはどれくらいいるのでしょうか。ソフトバンクの孫正義さんや楽天の三木谷さん、最近ではメルカリの山田進太郎さんでしょうか。パッと思いつくのがこのくらいであるという風に圧倒的に少ないのが事実です。ではなぜ日本には世界を動かすような天才たちが全然生まれないのでしょうか。今回は生まれないのではなく、活躍する機会がないと仮定して見ていこうと思います。

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もしもマーク・ザッカーバーグが日本で生まれていたら

マーク・ザッカーバーグはハーバード大学在学中にフェスブックを立ち上げ、世界一若い億万長者になりました。彼の半生は2011年に映画になり、「ソーシャル・ネットワーク」として公開されたのでご存知の方も多いと思います。映画を見てわかる通り、マークはバリバリの意識高いビジネスマンではなく、ただのコンピューターオタクです。そう、ここが日本から世界を動かす天才が生まれない理由と繋がるのですが、まずは「もしもマーク・ザッカーバーグが日本で生まれていたら」という過程を見てみましょう。

もしもマーク・ザッカーバーグが日本で生まれていたら

  • マーク・ザッカーバーグ、東京都で生まれる
  • 幼いころから秀才だった
  • 日本には飛び級制度はないのでふつうに18歳で高校を卒業
  • 東京大学に進学
  • 成績は優秀だが、特に目立つこともこともない学生生活を送る
  • いたずらでフェイスマッシュという女子学生を格付けするプログラムをつくる
  • フェイスマッシュが炎上し、マークはネットやワイドショーでボコボコに叩かれる
  • マークはコミュ力が高くないので就活で惨敗する
  • 結局IT系の中小企業に就職
  • 特にやる気も出ないまま人生を過ごしていく…

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天才が活躍できない社会

おそらく世界に通用するレベルの天才は日本にも何人かいると思いますが、残念ながら彼らが活躍する場所はありません。天才というのは決まってどこか変なやつです。そういう変なやつを日本の社会は嫌がります。コミュ力のない天才より、コミュ力のある凡人を重視するのが日本の社会です。ビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグみたいな変なオタクがあなたの会社に面接に来たら採用しますか?って話です。そうやって凡人が凡人を採用する凡人スパイラルが日本の大手企業を少しずつ蝕んでいったのでしょう。なのでそういう天才は思いきってアメリカの大学に進学する方がいいのかもしれませんね。

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最後に

とはいっても人間がつくった社会は人間の手で変えることができるはずです。「日本ダメだわ、オワコンだわ」と悲観せずに、日本を良くするためにはどうすればいいだろうかと考える方に意識を向けましょう。そうすれば今はダメダメでも、50年後には「日本ってすごいよね」って言える時代になっているかもしれません。

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