将来はレジそのものが消えるのか。アマゾンGOの衝撃

2016年12月6日
[最終更新日]2017年02月22日

アマゾンから衝撃の新サービスが発表されました。新たに登場した「アマゾンGO」は実店舗型のスーパーマーケットです。「遂にアマゾンもスーパーに参入か」と思った方も多いと思いますが、一番のキーポイントはそこではありません。この「アマゾンGO」にはレジがないのです。あなたは店の商品を手に取り、エコバックに入れて、そのまま店を出ればいいのです。

「アマゾンGO」での買い方を簡単に説明すると、ユーザーはまずスマートフォンの「アマゾンGOアプリ」を起動して、QRコードを入り口のゲートにかざして入店します。あとは好きな商品をあなたのカバンに放り込んでいけばいいのです。選び終わったら出口のゲートからそのまま店の外に出ましょう。すると「アマゾンGOアプリ」があなたの買ったものを自動で決済してくれます。商品をスキャンしたりレジで精算するといった作業は一切必要ありません。

この「アマゾンGO」は小売業界にまた一つ大きな衝撃を与えることになるでしょう。

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「アマゾンGO」のシステムとは?


この「アマゾンGO」は一体どうやって商品の購入を見分けているのでしょうか。例えばユーザーが商品を手にとってカバンに入れたとき、アプリ上の疑似カートにその商品が追加されます。そしてまた棚に戻すときちんとそれを感知して疑似カートから削除されるようです。詳しい仕様は不明ですが、アマゾンの説明では「コンピュータビジョン」と「ディープラーニングアルゴリズム」、「センサーフュージョン」を使って判断しているそうです。いやいやそんなワード並べられてもわかんねえよって話ですよね。おそらく店内に無数のカメラが設置されていてユーザーの行動を全て把握しているということでしょう。ついでに誰がいつ何を買ったのかというデータも集めるつもりでしょうね。

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レジをなくすことは最大の万引き対策

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スーパーや小売店における万引きの被害は何十年も前からある課題でした。そのためレジそのものをなくしてしまうのは画期的なアイデアだと思います。商品を持って店を出た時点で強制的に決済されるので盗みようがないわけですね。店員さんも神経をすり減らしながら店内を巡回する必要もなくなるわけです。

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考えられる課題点

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この画期的な「アマゾンGO」はメリットばかりではありません。新しいことには当然課題点がついてきます。現状考えられる課題点は以下の通りです。

  • カードの上限等で店を出るときに決済できなければどうなるか(後日払いになる?)
  • 買い物中にスマホの電池が切れた場合はどうなるか
  • 誤認識で買ったものが反映されない、買ってないものが反映されることはないのか

なにぶん今まで存在しなかったものなので、他にも考えられないようなトラブルが発生することも予想されます。

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他の企業もマネをする?


この「アマゾンGO」が一定の成功を収めれば他の企業もこぞってマネをする可能性が高いですね。例えばナイキなんかも「ナイキGO」をオープンしてスマホのアプリがないと入店できない仕様の店を出してくるかもしれません。店側はレジをなくせるというメリットの他にも会員登録を必須にすることによってデータを収集できるというメリットもあります。どの年齢の人がいつ何を買いにきたかという情報は企業が一番欲しいものです。

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最後に


私はレジは将来無人になるとは思っていたのですが、アマゾンが採用したのはまさかの「レジそのものをなくす」というアイデアでした。これは全く想像もできないことだったので衝撃を受けてしまいました。レジそのものをなくすというのは、無人レジのさらに一段階上をいく革新的なやり方です。しかも無人レジの抱えているあらゆる問題をクリアすることができます。なんというかアマゾンという企業は本当におそろしいですね。今まではオンライン上の存在だったアマゾンが現実世界に本格的に攻めてきて、世界中の小売業界がアマゾンに支配されてしまうのではないかと、本気でそんな気がしてきましたね。

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