世界経済ってこのままいけばリアルに破滅するんじゃね?

2016年11月7日
[最終更新日]2017年02月13日

先日NHKで放送された「マネー・ワールド 資本主義の未来」というドキュメンタリーがとても考えさせらえるものでした。その内容は世界の資本主義は成長の限界を迎え、破滅に向かっている可能性があるというものです。言わずもがな日本の経済成長は90年代のバブル崩壊以降にピタッと止まってしまいました。一方アメリカは表向きは順調にGDPを伸ばしていますが、実際には貧富の差がどんどん拡大しており、庶民の生活は苦しくなっているようです。

なかでも一番酷いのはヨーロッパで、リーマンショック以降の経済成長はいまだにマイナスを続け、大卒でも仕事に就けない若者が急増しているとのことです。このように今の状況は単なる一時的な不況ではなく、資本主義そのものが限界にきている可能性があると世界の名だたる経済学者が指摘してるとドキュメンタリー内で語られています。

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この状況を打開する方法はあるのか

このように成長が頭打ちになった世界経済ですが、この状況を打開できるかもしれない唯一の方法があるとドキュメンタリーで触れられていました。それは「技術革新 イノベーション」です。AIや自動運転、Airbnb・Uberのようなシェアリングエコノミーがより経済成長を促進させる可能性があるとしていました。確かに企業にとっては人件費を抑えることができるので利益は増えそうですが…。

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経済成長と格差の拡大は表裏一体かもしれない

ここからは完全に私の意見になるのですが、AIや自動運転が普及すればするほど間違いなく便利な世の中になります。そして企業もよりローコストで利益を上げられるようになるでしょう。ところがそうやって経済成長するのに比例して失業者もどんどん増えていき、貧富の差が拡大するのではないでしょうか。つまり豊かさを求めて経済成長を目指せば目指すほどに、かえって貧しい人が増えてしまうという悪循環に陥っているのです。冒頭でも触れましたが実際に最も技術革新の進んでいるアメリカでは年々貧富の差が拡大しています。シリコンバレーでお金持ちが増えるのに比例するようにホームレスの数も増えているのです。これはいずれ確実に日本にも訪れる問題です。ある時を境にして一気に失業者が増え、リーマンショックの比にならない規模の経済危機を迎えることは間違いありません。ましてや日本は超高齢社会、そのとき他の先進国よりも苦しい状況に陥るのは目に見えています。

もし自動運転のタクシーやバスが普及すれば運転手さんは失業します。AIがデスクワークを代用してくれるようになれば、事務や経理の仕事をしている人たちは失業してしまいます。実際に安価な民泊のせいで廃業に追い込まれているホテルや、アマゾンのせいで閉店した本屋さんも多いです。日本でも最近流行りのフリマアプリのせいでリサイクルショップ店の利益は間違いなく下がっているでしょう

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毒を持って毒を制す

だからと言って技術革新をやめろと言っているのではありません。毒をもって毒を制す、技術革新による格差の拡大は、技術革新によって阻止するしかありません。ドキュメンタリーでも触れられていましたが、人類は今未曾有の領域に踏み込もうとしています。これから世界がどうなるかは、我々がこれからどうするかで決まるのです。

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