テスラとパナ、今度は太陽光発電で世界を取りにくるw

2016年10月17日
[最終更新日]2016年12月13日

米テスラモーターズは17日、パナソニックと共同で太陽電池部材の工場を設立すると発表した(参考: 日本経済新聞)。100億円規模を投資し、ニューヨーク州の工場で生産を始める。テスラとパナソニックは既にリチウム電池の生産で提携しており、太陽電池の生産でも関係を深めたい考えとのこと。ちなみに以前告知していた10月17日に新製品を発表というのはこの件ではないようだ。

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テスラが目指すのは脱石油社会


今回二社が生産するのはモジュールとセルの部材。ロイターの記事(参考: ロイター)によると、この太陽電池はテスラのパワーウォール、パワーパックで作動するとしてるいる。つまりテスラのパワーウォールを購入するユーザーについでに太陽電池も買ってもらおうという考えのようだ。テスラは太陽光発電事業を行うソーラーシティ社を今年8月に買収している。イーロン・マスクCEOの太陽光発電に対する思い入れはかなり強い。これは単に儲かるからというよりは、テスラが現在の石油社会から脱し、持続可能なエネルギー社会を目指しているからだ(参考: NewsWeek)。つまりイーロン・マスクは金儲けよりも自己実現(社会改革)のために事業をする男のようだ(スペースX社も同様である)。

二社の今後の展望


この件はパナソニックにとってはメリットしかないだろう。テスラはこれから太陽電池をバンバン売ってくれるだろうし、技術を持て余していたパナソニックにとっては棚からぼたもちなわけだ。既に始めていたリチウム電池の生産同様、自社の売り上げ貢献にかなり期待できるだろう。テスラにとってもメリットは多い。ソーラーシティを買収したといってもまだまだ歴史の浅いベンチャー企業。大企業ほどのノウハウはない。そこでパナソニックという巨人の力を借りることで太陽電池部門でも一気にシェアを拡大する狙いだ。両社の今後の動きに注目したい。

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