やっぱり!「SNSがストレスの原因」になっていることが論文で証明される

2016年10月1日

皆さんはSNSをよく使うでしょうか。また、そのSNSの利用によってストレスを感じたことはないでしょうか。例えばフェイスブックで友人の旅行や結婚などの充実した投稿を見て、激しい劣等感を感じたことはないでしょうか。安心してください、このようにSNSが原因でストレスを感じているのは皆同じです。しかも日本だけではなく、世界中で起こっている現象なのです。そこで今回は、SNSとストレスの関係性を証明した論文をいくつかご紹介します。これを見ればフェイスブックやツイッターなどのSNSに対する見方が変わるかもしれませんよ。

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SNSとストレスに関するレポート・論文

では実際にインターネット上に公開されている、SNSとストレスに関連する論文をいくつか見つけたので見ていきましょう。

労働者におけるストレスマインドセットと精神的健康 (2016 )/ 永野 惣一, 藤 桂 (筑波大学心理学研究)

仕事や人間関係におけるストレスが増加している背景には、SNSの普及が関係あるのではという筑波大学の論文です。近年メンタルヘルスの不調を訴える労働者が増えていることをきっかけに研究を始めたようですね。

閲覧はこちらから: 論文1

SNSが招く「新型ドライシンドローム」(2014) / ウーマンウェルネス研究所

SNSによるストレスが、美容にも悪影響を与えているというおもしろい視点のレポートです。

閲覧はこちらから: 論文2

青少年のインターネット利用と依存傾向に関する調査 (2013) / 総務省 情報通信政策研究所

総務省によるネット依存の研究です。45pあたりにSNSの調査結果がありますが、他人の投稿でストレスを感じる、の項目がないのは爪が甘いですね。

閲覧はこちらから: 論文3

日常ストレス経験に伴う親友からの肯定的および 否定的相互作用と心理的健康 (2015) / 福岡欣治 (川崎医療福学会)

心理学の側面から友人との関係からくるストレスについて述べています。SNSの話もあります。

閲覧はこちらから: 論文4

SNSストレスは現代の社会病?

SNSによるストレスの問題はここ3〜4年で増えてきたものと思われます。それ以前のSNSの問題点といえば、個人情報の流出あったり、出会い系に利用されたり、あるいは犯罪自慢などでした。ところが他人の投稿を見てストレスを感じるというのは、犯罪性はないので大きな問題にされにくいのです。しかし、こういったストレスが蓄積されることで様々な弊害を招くことは間違いありません。また先進国をはじめとする海外でもじわじわ問題になっているので、いつしか爆発する日がくるでしょう。

最後に

上の動画は海外で制作されたショートフィルムで、「SNSと人間関係のあり方」を題材にしています。2010年代に入ってからスマートフォンというものが爆発的に普及し、私たちの誰もがSNSを通して情報発信できるようになりました。その歴史はまだまだ浅いので、SNSが新たなストレス源になっていることを認識できていない人も多いかもしれません。もしかしたら、インスタに必死になって画像をアップしている「あの人」も、この動画の彼女のように虚飾を繰り返している自覚がないのかもしれないのです。大切なことは、少しでもストレスを感じたら無理に投稿を続けないこと、無理に他人の投稿をチェックしないことです。SNSのせいでストレスを感じて苦しんでいるのはあなただけではありません。キラキラしてリア充に見えている「あの人」もきっと内心はネタ探しに焦って苦しんでいます。大切なのは、たかがSNSだと考え、深刻に悩み過ぎないことです。これからはネットの世界よりも、現実世界の「いいね」に目を向けましょう。

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