対面式のコミュニケーションは減っていく?その先にあるものとは

2016年10月3日
[最終更新日]2017年05月28日

グーグルはこれまで、あらゆるサービスで世界を変えて来ました。グーグル検索は世界のありとあらゆる情報を一瞬で知ることができます。グーグルマップを使えば、世界のどの国に行っても迷子になることはありません。アンドロイドは携帯電話のあり方そのものを変えてしまいました。このようにグーグルはこれまでなかったもので世界をより便利なものへと変えて来ました。そしてその過程で、ある一つものが排除されてきたのです。それは「コミュニケーション」です。

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人に尋ねる時代から、検索する時代へ

例えばあなたが初めて行く土地で道に迷ったとします。もしスマートフォンを持っていなかったらどうするでしょうか。まず人に尋ねますよね。他にも何か分からないことがあれば、人に尋ねるのが一般的でした。このように、従来はあらゆる対応策にコミュニケーションを用いてきました。ところが今はレストランの評判すらネットで検索する時代です。もはや直接的なコミュニケーションは不要になりつつあります。ではなぜグーグルはここまでコミュニケーションを排除しようとしているのでしょうか。

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コミュニケーションはトラブルの原因!?

例えば人に聞いた道が間違っていたら、人から聞いたレストランがゲロまずだったら、営業マンに押し売りされた商品がポンコツだったら…。そのとき人は、その人に対して不快感を感じます。そして最悪の場合はトラブルになります。でもこれは仕方がありあません。なぜなら人は間違える生き物だからです。その間違いが、時としてトラブルを生むのです。グーグルは世界最高峰の頭脳を持ったエリートの集まりです。彼らはまず世の中の、対人トラブルを解消しようとしたのではないでしょうか。地図をアプリで見られるようにすれば、正しい位置情報がわかるし、お店の口コミはレビューの平均点を見れば分かります、ポンコツ商品も買う前に評判が分かります。このようにグーグルは意図的にコミュニケーションを排除し、対人間のトラブルを大幅に減らしていたのです。

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コミュニケーション大事論を唱える人たち

ここまでの話を聞いて、「コミュニケーションは大事だ!コミュニケーションを廃止するなんてとんでもない!」と主張する人が一定数存在すると思います。しかしこういう主張をする人に限って、コミュニケーションの重要性を全く理解出来ていません。ただ今までそうだったから、とか、コミュニケーションは良いことだからと、絶対的な盲信を抱いているのだけなのです。「分からなかったら人に聞け!」という人は、聞かれた人の時間を故意に奪っていることにすら気づいていない迷惑な人なのです。

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最後に

今後注目される技術は、AIや自動運転ですよね。これはコミュニケーション廃止に向けた最終段階のような気がします。自動運転が普及すれば、タクシーの運転手とトラブルになることもなくなりますし、AIが普及すればコールセンターでグチグチ文句を言うこと・言われることもなくなるかもしれません。そうやって無駄なコミュニケーションが全て廃止された先に、「人は他人との調和を大事にできる余裕が生まれてくる」のだと思います。ネットの掲示板が荒れるのは、社会が荒れているからです。社会に調和が取り戻されれば、ネットの掲示板も平和になります。実際に現在のにちゃんねると、10年前のにちゃんねるを比較してみてください。驚くほど穏やかになっていますよね。ツイッターだって、不適切なことを書いたり、犯罪行為を自慢するとすぐに炎上します。10年前なら放置されて、荒れる一方でした。今後はこうやって少しずつ余裕を取り戻していくのかもしれません。その先に真のコミュニケーションの姿があるのでしょうか。

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