電通に殺された24歳の新入社員の事件が酷すぎて許せない件

2016年10月8日
[最終更新日]2017年03月11

2015年4月に電通に入社し、その年の12月25日に自殺した高橋まつりさん。死亡の原因は長時間の加重労働であったと労災が認められ、10月7日に公に公表されました。ちなみに高橋さんは、東京大学文学部卒で、勤務態度も真面目な方だったようです。

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月の残業105時間

労基署の認定によると、高橋さんが勤務したうち特に10〜11月頃の仕事量が異常に多く、その時の残業時間は月105時間であったそうです。週5出勤で計算すると、毎日5時間以上残業していたことになります。

ツイッターに悲鳴の投稿


また、高橋さんは亡くなる数ヶ月に精神的な叫びを訴える内容を自身のツイッターに投稿していました。高橋さんのアカウントは今も存在しています(※今は非公開になったようです)一部抜粋すると以下の通りです。

  • 部長「君の残業時間の20時間は会社にとって無駄」「会議中に眠そうな顔をするのは管理ができていない」「髪ボサボサ、目が充血したまま出勤するな」「今の業務量で辛いのはキャパがなさすぎる」わたし「充血もだめなの?」10/30
  • 毎朝起きたくなくない?失踪したくない? 11/17
  • 働きたくないとかじゃなくて、朝起きたくない。12/2
  • 好きな時に泊めてくれるし、多くはないけどタクシー代もくれる。毎日なかなか帰らしてくれないし、頭でついつい考えちゃう今の私のすべて❤️それが会社(^-^) 12/8
  • くそー。鮭の産卵のように会社に向かってるぞ? 12/8
  • 今から帰宅だが、どう見積もっても時間が足りないぞ?12/8
  • 苦手なことがあると効率が悪くなりすぎるな… 12/8
  • 今から帰宅だよ(T ^ T) 12/10 0:39
  • 目も死ぬし心も死ぬし、なんなら死んだほうがよっぽど幸福なんじゃないかとさえ思って、今日は死ぬ前に送る遺書メールのCCに誰を入れるのがベストな布陣を考えてた。12/16
  • 今から帰るんですけど、うけません? 12/17 10:55(AM)
  • 身体壊すとかで明らかに辛そうな状態になって休みたい笑 12/17
  • 1日20時間とか会社にいるともはや何のために生きてるのか分からなくなって笑けてくるな 12/17
  • せっかく4カ月ぶりに彼氏に会えるのに、そのために仕事をめちゃめちゃ早く終わらせなきゃならないことと愚痴を言ってはいけないというプレッシャーで辛いったらないんだよな。社会人になるってことは、一時も気を抜けないってことなんだな。 12/19
  • 男性上司から女子力がないだのなんだのと言われるの、笑いを取るためのいじりだとしても我慢の限界である。おじさんが禿げても男子力がないと言われないのずるいよね。鬱だ〜。12/20

冗談交じりに投稿しているものの、客観的に見て異常な描写が多く見られます。察するに、高橋さんはこの異常な労働のあり方が、さも正常であると電通に洗脳されていたのではないでしょうか。

真面目な若者が生きづらい社会でいいのか

おそらく高橋さんは真面目な性格ゆえ、退職するという選択肢を取りたくなかったのでしょう。0時まで会社で働き、朝早く起きる生活を繰り返せるのは、そうとう勤労でないと不可能です。また、高橋さんと同じ被害にあっていながら、既に退職したために問題が表に出なかったケースは多いと思われます。1991年にも、電通の入社2年目の男性社員が自殺する事件が起きています。これはもはや会社の中に異常な文化が根付いている証拠ではないでしょうか。今回の事件は深く掘り下げるべきです。マスコミも大々的に報道する義務があります。この国はいつまで腐った文化を放置するつもりですか?あなたも怒りに満ちていますよね?彼女はこれから日本や、世界に貢献するはずだったかもしれないのに、一つの企業に間違った労働観念を植え付けられたが故にその可能性を断たれたのです。そして当の電通さんは今でも涼しい顔をしていますよ。このような腐った文化をいつまでも許容する、優秀な若者を殺し続ける日本社会にあなたは納得ですか?それとも変える必要があると思いますか?次に殺されるのはあなたかもしれませんよ?

参考記事: 電通の女性新入社員自殺、労災と認定 残業月105時間

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