ストリーミングが流行れば流行るほど、レコードが売れる理由。

2016年10月9日
[最終更新日]2016年12月13日

Spotifyが日本に上陸してストリーミング革命の真っ只中にある日本ですが、アメリカではそんな中でレコードの売り上げが回復しているようです。ストリーミングの定額プランに加入すると、あらゆる音楽が無条件で聞けるようになります(現状邦楽は少ないですが)。確かにストリーミングは「視聴」においては究極に便利ですが、カタチを持たないので自分の物として所有する実感が湧きにくいです。そこでそれを補うカタチでレコードの需要が復活しているわけです。

Ads by Google

所有欲を満たすレコード

例えば利便性を横軸、所有欲を縦軸と置いた場合、ストリーミングとレコードの関係は上の図のようになります。先ほど述べたように、ストリーミングが流行れば流行るほどに、人は所有欲を求めます。CDはコピーが容易なので、持っていてもあまり価値がありません。一方でレコードは複製が難しく、また、大きくて存在感があり、針を落として再生するというあのアナログ感が所有欲を刺激します。中古市場においても、貴重なレコードにプレミア価格がついている通り、アナログなものというのは、人の所有欲を満たしてくれるのです。レコードを部屋に置いていたらかっこいいですもんね。

どっちつかずのCDは消える

ここでCDの立ち位置を見ると、利便性ではストリーミングに劣るし、所有欲ではレコードに劣るというどっちつかずの状況になっています。これからのトレンドを考えると、まずはストリーミングで視聴し、特に気に入ったらレコードを買うという傾向になりそうです。洋楽のアーティストも、新曲を出すときはLPディスクをリリースするのが当たり前になってきています。そういう理由もあって、CDは今後数年かけて消えていくと想定します。

Ads by Google