「iPad Pro」でPCの代わりにできない3つのこと

2016年10月20日

2015年に「PCの代替品」としてiPad Proがリリースされました。確かにiPad Proは、PCよりずっと使い勝手が良いところがあります。本体は薄くて軽いし、Word、Excelも(課金すれば)きちんと動きます。WordPressの更新だって、iPad Pro一台で出来てしまいます。また、新しくデビューした「Apple Pencil」は、そこらのペンタブよりもずっと高性能で、まるで紙のノートに書き込むのと同じように使うことができます。しかしながら、そんな何でもできそうなiPad Proにも現状ではどうにもできないこともあります。今回は「iPad Proではできない3つのこと」をご紹介します。

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iPad ProでPCの代わりにできない3つのこと

① 映像編集

1つ目は「映像編集」です。もちろんiPad Proにはアップル純正の「iMovie」というアプリがあります。これは大変優秀なアプリですが、いかんせん制約が多すぎるのです。例えばタイムラインの素材の上に素材を重ねることはできないし、マスクをつくったりキーフレームを打って動かすといった応用もできません。また、「Pinnacle Studio」のような他社製アプリも試してみましたが、似たようなものでした。どうやら現状のiPad Proでは、PCのような高度な映像編集は不可能なようです。「Adobe Premiere」のiPad版も出ていますが、こちらも制約がかなり多く厳しいものです。もしも本格的に映像編集をやりたい場合は、現状ではiPad ProではなくPC・Macが必須になります。

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② CG

2つ目は「CG」です。iPadにもいくつかCGアプリはありますが、どれも本格的に使えるものではありません。「UMake」などはとてもユニークでおもしろいアプリですが、「3ds MAX」のような高度なCGの制作はできません。仮にできても、現状のiPad Proのスペックで動作が厳しいかもしれません。やはり映像編集と同様に、本格的にCGの制作をしたい場合はPC・Macの購入は必要になります。

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③ アプリ開発

 

3つ目は「アプリ開発」です。iPadではそもそも「Xcode」が動かないので、iOSアプリの開発は不可能なのです。ちなみに「Swift Playground」というプログラミングの練習用アプリがiPad向けに配信されています。しかしながら、iPadでアプリ制作の練習はできるけど、いざ本番をやりたいとなると、Macが必要になるという謎仕様なのです。これはMacを買わせたいアップルの戦略なのでしょうか。

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最後に

まだまだiOSの歴史は10年ぽっちしかありません。そのため、今できないことも、今後OSのアップデートや優秀なアプリの登場で出来るようになる可能性は十分にあります。実際にiOS10からはRAW画像の編集が出来るようになったりと、OSレベルで許可される機能も今後は増えるはずです。iPad Proはとても便利なデバイスで、現状でもPCの作業のほとんどを移行することは可能だと思います。さらに数年後には、今回紹介した3つの出来ないこともこなせるようになっているかもしれませんね。

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