ミーハー?日本人がハワイを好きな理由が意外と深い

2016年9月27日

もし海外旅行に行けるとしたらどこに行きたいですか?この質問に日本人の多くの人が「ハワイ」と答えるでしょう。実際長期休暇の時期になるとハワイを目指す人は多いですし、結婚式の新婚旅行もダントツでハワイが多いです。なぜ日本人はここまでハワイが好きなんでしょうか。ハワイしか外国を知らないのでしょうか。いや、そんなことはないですよね(笑)。日本人がハワイを好きなことには、実は深い理由があったのです。

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日本とハワイの歴史

日本とハワイとの関係は、1839年に遡ります。当時一人の日本人が船で難破し、捕鯨船に助けれた後にハワイに上陸しました。彼の名前は次郎吉です。次郎吉は日本人として初めてハワイの地を踏んだ人として知られています。この時の次郎吉の記録が、今でもハワイや日本に残っているそうです。それから20年近く経った後、ハワイと日本は日布親善協定を結んで仲良くなります。そのよく年には日本からハワイへ153名が移住します。今ハワイにいる日系ハワイアンは彼らの子孫です。当時のハワイ王国は移民受け入れにとてもウェルカムだったようです。1881年には、ハワイ王国のカラカウア国王が日本を訪れ、明治天皇と会っています。この時国王は、ハワイと日本の合併を望んだそうですが、日本は丁重に断っています。1893年にハワイは事実上アメリカに侵略され、乗っ取られます。この時日本は軍艦で出動し、クーデーターに参加しました。現地に日本人移民が多くいたのと、国王からヘルプがあったからと言われています。ちなみにこの時出動した軍艦「浪速」にちなんで、現地では「ナニワ = ありがとう」という意味で使われていると言われています。

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戦後のハワイブーム

第二次大戦後の1964年には、日本人の海外旅行が解禁されます。61年の映画「ブルー・ハワイ」が大ヒットしたこと、トリスのハワイ旅行キャンペーンのCMなどの効果もあり、日本人の間ではハワイ=憧れの場所というイメージが定着していきます。

解禁後初のハワイ旅行者には空港にマスコミが殺到し、日本全体がハワイブームに沸きました。ハワイブームが海外旅行ブームを後押しし、その後1969年には、実に60万人以上が海外旅行に行ったそうです。70年代になると、ジャンボ機の登場でより安価でハワイに行けるようになりました。80年代になると500万人の日本人がハワイを訪れるようになり、この頃から「地球の歩き方」や「ハワイ挙式」がブームになりました。バブル時代には、今の中国人なみに日本人がハワイに押し寄せ、現地のショッピングモールでブランド品を買い漁っていたそうです。その後97年を最後に旅行者数は失速しました。

まとめ

  • 日本とハワイはアメリカ侵略前から交流があった
  • ハワイは戦後の貧しい日本にとって憧れの地だった

日本人にとってハワイは特別な地域のようですね。今でも当時移民した日系ハワイアンの方が多くいますし、日本語が通じる場所も多いそうです。40〜50代の芸能人などがやたらハワイに行きたがる理由にも納得出来ました。彼らは若い時にハワイの魅力に取り憑かれたのでしょう。今の若者からするとミーハーだなぁと思うかもしれませんが、そこは広い心で見てあげてください。

 

参考: 日本人の海外旅行時代の幕開け-ハワイの歴史
ハワイと日本の歴史的関係~ハワイ王国・アメリカ編入・太平洋戦争etc

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